<2021年に起こる出来事を予測する>

2021年に起こる出来事を予測する


 2020年は新型コロナウイルス感染拡大による世界全体の死者が180万人に達し、人の移動制限などによる感染対策が原因の経済的打撃により、経済成長がマイナスに転じた国が多く、日本も例外では無い。2021年の今年は、さらに深刻な事態が懸念されている。

 2020年は小惑星探査機「はやぶさ2」によるサンプルリターン計画の成果が大きく報道されたり、中国の月面探査機が1.7Kgの土壌を発掘して持ち帰ったり、宇宙ブームに沸いた年でもあったが、生活に大きく影響したのは新型コロナウイルス感染拡大だったように思う。

 →はやぶさ2
 →新型コロナウイルス感染症 (2019年)

 米国の大統領選では共和党のトランプ大統領が敗北し、民主党のバイデン大統領の当選が確定したが、今年から政策転換が始まるのだろうが、果たして、変異ウイルスが拡大する中で抗体ワクチン接種で新型コロナウイルス感染を防ぎ止め、経済再建が成功出来るのだろうか。東京オリンピックが開催出来ても、新型コロナ対策でかなり厳しい運営状況となるようであり、オリンピック後の景気後退を含めて考えると、2021年から来年にかけての経済情勢はさらに難しい方向に進んでいるように思える。

 →2020年に起こる出来事を予測する

 世の中はお金と言われるが、国がお金をばら撒かなければならないほどの経済的苦境に陥った年はリーマンショック後の世界金融危機の2009年、新型コロナウイルス感染拡大の2020年と2回目になる。2021年も状況次第では定額給付金を配らなければならない事態が予想されているが、貯金にばかり専念する国民性に対する危惧から、政府は支払いたくないようである。ワクチン接種で全て解決するのを期待しているようだが、変異種が増えている新型コロナウイルスにどこまで対応出来るのだろうか。

 GOTOキャンペーンの行き詰まりなどを見ていると、経済効果を上げるほど感染拡大が蔓延するジレンマに陥っているようだが、すぐに解決出来る問題では無いだけに、何度も緊急事態宣言を出しては経済対策を繰り返す結果になるのかもしれない。

 2021年の今年は先行きが望めない年になるのは火を見るよりも明らかだろう。東京オリンピックが成功しても、テレビ会議、テレビ電話などのオンラインビジネスが普及して、今までとは違った高度情報社会に移行する結果になるだろう。インターネット広告への投資額がテレビ広告への投資額を上回っているとも言われる。新型コロナウイルス感染は情報社会の大きな節目かもしれない。

 最後に、私事になるが、今年は良い年であって欲しいと思う。



                                   <NOBUAKI>