<新型コロナウイルス感染と人類学>

新型コロナウイルス感染と人類学


 なぜ、欧米やインドで新型コロナウイルス感染症の死者数が異常に多いのかが、人類学的な側面から解明されているようだが、旧人(ネアンデルタール人)との混血による遺伝子の一部を持ち続けている現生人類に肺炎の症状の悪化が3倍も著しい事実が明らかになっているようである。

 →新型コロナウイルス感染症 (2019年)

 旧人(ネアンデルタール人)がなぜ絶滅したのかは諸説があって、原因が良くわかっていないのだが、新人との間で混血が起こっていたのは明らかなようである。ヨーロッパ系の人種や南アジア系の人種に旧人の遺伝子を持つ例が多く、アフリカ系や東アジア系の人種にはほとんどいないようで、中国や日本などの東アジアで死者数が少なく、欧米やインドで死者数が多いのは、これが原因だと考えられているようである。

 すでに全世界で174万人を超える死者数を出している現在、白人、白系人種、インド系人種に死者が異常に多い原因のようだが、旧人(ネアンデルタール人)が絶滅したのは、新人では死者数が少なく、旧人では死者数が多い疫病が原因だったのだろうか。

 人類進化の一端を見た思いがするが、疫病が人類の進化を決めていたのかもしれない。もちろん、旧人の遺伝子を持つから絶滅するわけではない以上、欧米人やインド人が絶滅する危険は無いだろうと思うが、意外な遺伝的理由が病気の症状に現れるものだと思う。

 誤解を招かないように書いて置くが、旧人の遺伝子は全て悪いという事では無い。有益な遺伝子も多く含まれているのだろうが、疫病に対して新人よりも弱かったのかもしれない。

 欧米がワクチン開発に血眼になったのは、死者数が異常に高かったのが原因のようだが、遺伝子が原因で死者数が多いというのは、何か運命的なもののように感じる。新人と旧人で混血が起こったのは、争いを望まなかったのが原因のように思うが、今になって、こういう形で現れるのは歴史の悲劇なのだろうか。



                                   <NOBUAKI>