<なぜアニメ会社は放火されたか>

なぜアニメ会社は放火されたか


 京都アニメーション放火殺人事件はアニメ番組が氾濫する中で、若者のアニメ離れが進んでいると言われる昨今に起こった放火殺人事件である。犯人の言動から考えて、統合失調症にかかって妄想障害を起こしていたと推測出来るが、他にも前科があるようで、精神病患者を煽る印象操作やサブリミナルが多く含まれると言われるアニメが狙われた事件かもしれない。

 →京都アニメーション放火殺人事件

 たとえば、「萌アニメ(モエアニメ)」という流行語がある。これはエロチックなアニメという意味のようだが、「燃えアニメ」という意味にも捉えられる。アニメに燃えるとか、アニメを燃やすという意味である。正常な人は言葉の意味の重ね合わせは気にしないし、曲解する事も無いが、統合失調症の人間は本気で考える事がある。つまり、燃えアニメをアニメ会社を燃やすという意味にである。

 私は犯罪心理学や異常心理学の専門家では無いので、詳しい事はわからないが、犯人がテレビアニメなどで頻繁に流されているフレーズ(宣伝用語)を本気で信じて実行した事件かもしれない。

 こういうフレーズの曲解は意図的に仕掛けられたものを含めて、頻繁に使われているものである。ロリコンを本気で幼児性愛と信じ込んで引き起こされた連続幼女殺害事件の例もある。わざと正常な人には不愉快で嫌われ、統合失調症の人間に好まれるフレーズを使っているアニメ番組もある。殺人や犯罪を意味するフレーズも珍しくない。

 アニメ会社への放火事件も、統合失調症にかかり、アニメにのめり込んで人生に失敗した人間が妄想障害が原因で引き起こした事件かもしれない。ここ十数年に渡って、自己の人生の失敗を学校や児童に向ける事件が多いが、マスコミに向けたのは今度が初めてだろう。

 マスコミが攻撃される事件は海外では珍しくない。有名な事件では、拳銃を所持して放送局で職員を数人撃ち殺し、アナウンサーを脅して自身が書いたメモを読み上げさせ、その後は自分自身をテレビカメラで撮影させて頭部を拳銃で撃ち抜いて自殺した犯人がいる。事件の一部始終が生中継でテレビ放送されたので、ショックで倒れた視聴者が多かったそうである。事件が起こったのはマスコミの情報操作が原因だった。

 日本ではマスコミが攻撃される事件は少なく、新聞社が攻撃されて死傷者が出たぐらいしか記憶にない。放送局を襲ったり、番組制作に関わっている企業が狙われた例は無かっただけに、京都アニメーションが放火された事件は初めての例かもしれない。

 マスコミが放送している番組内容に、意図的に仕組まれた意味が含まれていたり、サブリミナルが加えられている例は珍しい事ではない。正常な人には多少気にかかる程度だが、統合失調症の人間は過敏に反応する例がある。事件を引き起こす原因となる事もある。放火されて多くの犠牲者を出したアニメ会社が制作したアニメ番組の中に、事件の原因となる内容が含まれていないとは言えないのである。

 たとえば、連続幼女殺害事件が起こる以前にテレビ放送されていた番組内容を考えてもわかるが、1980年代と言えば、女体盛りと呼ばれる演出がおこなわれたり、NHK教育テレビで幼女ストリップが放送されたり、民放でも性表現が多いアニメが多く放送されたり、80年代の終わりに連続幼女殺害事件が起こるのが予見されるような放送番組が多かった時期である。連続幼女殺害事件を起こした宮崎勤がNHK教育テレビに出演した後で事件を起こしているのも未解明なまま、当人の死刑という形で事件は終わっている。

 →東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

 マスコミは傷の舐め合いをするので、都合が悪い事実は報道されないが、過去に視聴者の苦情が殺到したアニメ番組は決して少なくない。今まで殺人事件や放火事件が起こらなかった方が不思議なくらいである。視聴者を抑圧する内容を多く入れたり、視聴者が怒る内容を入れた方が人気が出ると考えているアニメ番組が多いようにも見受けられる。

 京都アニメーション放火殺人事件は、NHK総合テレビでアニメ会社をテーマにしたテレビドラマが放送されるなど、アニメブームと絡めて、起こるべくして起こった事件だったのではないだろうか。



                                   <NOBUAKI>

 <追記>

 京都アニメーション放火殺人事件は犯人が危篤状態であり、事件を起こした理由を話せない状況なので、類推するしかないのだが、いくつか疑問点があるので指摘して置きたい。まず、犯人の実名をどこかで聞いたような気がした人が多かったのではないかと思う。80年代に放送されたテレビアニメの主人公の名前に似ているからである。もしかしたら、アニメキャラクタの名前に似せた偽名かもしれない。

 連続幼女殺害事件を起こした宮崎勤がアニメ歌手の名前を真似て、今田勇子という仮名を使っていた例があるが、アニメの名前を使うのは妄想障害と凶悪事件が結びつく接点なのかもしれない。

 犯人が異常行動や奇声が多いのは、統合失調症にかかっていたのではないかと思われるが、漫画や小説を書いていたライトノベル作家だとしたら、事件原因に繋がるかもしれない。統合失調症の作家は作品を何度投稿しても、文章から病名がわかるので採用されないはずだから、恨みに思っていた可能性はある。ライトノベルという分野は漫画、小説、アニメの全ての接点が繋がるからでもある。

 スタンリー・キューブリック監督の映画「シャイニング」を見た人は多いと思うが、統合失調症の作家が作品が書けなくなって狂い出し、家族を斧で切り殺そうとする恐怖映画である。京都アニメーション放火事件の犯人も病気が原因で小説が書けなくなって凶行に及んだのかもしれない。

 ライトノベル作家というのは、漫画も描ければ、小説も書ける、アニメも作れるという人が多いそうで、アニメ会社との接点が多い人間である。同時に言えるのは、統合失調症などの妄想障害の患者も多い事で、妄想障害を起こして漫画、小説などを投稿していた可能性がある。

 統合失調症による妄想障害がどんなものかと言うと、多種多様な作品を手掛ける作家とは正反対で、同じ発想、同じパターン、同じ内容の作品ばかり書き続けて、それ以外の作品が書けない作家と言えばわかる人が多いだろうと思う。モノマニアなどが該当する類例である。

 アニメが面白くないと言われるようになって久しいが、書いている作家に病人が多いからかもしれない。



                                   <NOBUAKI>