<メガクエイクⅢ「南海トラフ・見え始めた予兆」を見て>

メガクエイクⅢ「南海トラフ・見え始めた予兆」を見て


 M8~M9の巨大地震が発生すると予測されている南海トラフ周辺で起こっているスロークエイクと呼ばれる岩盤がゆっくりと動く現象をテーマにしたドキュメンタリー番組である。

 →地震

 プレート境界面で起こる固着帯が破砕して巨大地震が起こる原因となるスロークエイクの解説は興味深かったように思う。伊豆半島の東側に新たな断層が形成され、巨大地震発生位置が東側に広がる可能性がある話はずいぶん昔から知られているが、フィリピン海プレート運動の変化で確認されているようだ。

 逆に、スロークエイクが起こる西端は沖縄近くまで伸びているようで、東海・中南海の三連動地震が起こる可能性があるのを示唆しているようである。

 番組では出なかったが、一説によると、沖縄を通り過ぎて台湾まで伸びた断層が動き、M10に達する巨大地震になるとも言われている。どこまで大きな地震が起こるのかはわかっていないようだ。

 太平洋の反対側では、米国西海岸でも大規模なスロークエイクが観測され、M9の巨大地震が起こる可能性が指摘されている。もし、予測されている北米国大地震であれば、米国大陸全体が揺れるほどの巨大地震が発生する可能性も考えられるわけで、今後、何が起こるかは予断を許さないようである。

 南海トラフで、どこまで規模が大きな巨大地震が発生するかによって、日本の将来が決まるのは間違いない。



                                   <NOBUAKI>