<安部総理辞任>

安部総理辞任


 安部総理が辞任表明した。9・11同時多発テロ6周年の翌日であるだけに、米国のブッシュ政権へのメッセージが込められているのだろうが、唐突な辞任劇だったように思う。

 それにしても、過去1年間を振り返ってみると、どうして、こうも異常な事件や事故、自然災害が連続して起こるのか不思議なくらいである。何もかもが行き詰って、政府も行政も機能不全に陥り、総理が退陣する以外に道を失ったと言うしかない。

 時期的に遅すぎたという批判は適切だと思う。早くから7月参院選後の退陣説が流れたのが嫌だったのだろうと思う。続投しようにも、辞任者が相次いだり、党がついて来なくなったということだろうか。

 小泉政権の時にも、同時多発テロや株の暴落、NHKの不祥事事件など、大事件が多かったが、安部政権の場合は、短い期間に次から次へと大事件、大事故が頻発するので、マスコミ報道が追いつかず、世論の離反も早かったように思う。

 安部総理が辞任したというよりも、自民党が世論の支持を失ったという方が正しいのだろう。現在、山積みになっている社会問題の多くは、政策の大転換を必要とするものばかりで、その解決が難しいものが多い。即効性のある対策が取れれば良いが、改革の方向性が問われる問題ばかりである。

 早期に内閣総辞職を実施して、衆院選で世論の賛否を問うのが賢明な選択だと思う。



                                   <NOBUAKI>