<新型コロナ肺炎とは何か>

新型コロナ肺炎とは何か


 新型コロナ肺炎という、短期間で急性肺炎を起こして死亡する死者数が多い風邪が問題になっているが、その一方で奇妙な風邪が流行している現実がある。それは平熱が続き、咳とクシャミが時々出る症状が1か月も2か月も続く風邪である。なかなか治らないのに、症状が軽いので医者にもかからず、見過ごしている人が多いと思うが、両者に関係はあるのだろうか。

 今年は異常な風邪が流行している年である。短期間で37.5℃を超える高熱を発し、急速に症状が悪化する肺炎を起こして死亡する新型肺炎が感染拡大を起こしており、その一方で、39℃の高熱が出るインフルエンザ感染が少なく、平熱が続いて咳とクシャミが続き、胸に軽い痛みを覚える症状が1か月も2カ月も続いてなかなか治らない風邪が流行している。毎年、流行するはずの37℃ぐらいの発熱と頭痛、咳、鼻水が出て、1週間ぐらいで治る風邪が、なぜか流行らない年である。

 →2019新型コロナウイルス

 中国で新型コロナ肺炎が感染爆発を起こして数千人の死者が出た時は、1000万人を超える死者が出ると騒がれていたが、死者数が3000人を超える辺りから、中国当局の徹底した感染対策が功を奏したのか、急速に感染爆発が沈静に向かい、それ以上の死者は出ないまま終息に向かっている。

 ところが、航空機や旅客船による感染拡大が世界中に広がって、今では数万人の死者が出ている状況である。このままで行けば、最終的には世界中で数百万人の死者が出る可能性もあると言われている。すでにイタリアやスペインのように医療崩壊を起こして、助からない高齢者は医療放棄されて見捨てられている国もあるようだ。

 マスコミ報道も二転三転を繰り返していて、高齢者が死亡する病気という報道から、今では若者の感染や死亡が少なくない病気、赤ちゃんでもかかる病気という具合に報道内容が変わっている。その一方で、人種の違いによる感染率や死亡率の違いが詳しく報道されない。新型肺炎は白人の死者数が70%を占めていて、有色人種よりも多いのであるが、その原因が何なのかが報道されていないのである。

 中国で感染爆発が始まった頃は3~4%の死亡率と報道されていたが、武漢の死亡率が異常に高く、他の地域では感染数も死者数も少ない状況が続き、世界中に感染が広がった後は、なぜかヨーロッパでの死者数が多く、武漢の死亡率に近い。アジアでの死者数は少ない状況が続いている。マスコミが言うように、文化の違いが原因なのかもしれないが、死者数に桁違いの差が出るのは、何が原因なのだろうか。

 今後は医療崩壊が始まっている米国で新型肺炎感染者数と死者数が急増すると考えられており、楽観的に見積もっても数十万人の死者数になると予測されている。全世界では数百万人の死者数が想定されているようだ。

 その一方で、新型肺炎対策が原因の経済的打撃が深刻で、入国規制、国境封鎖が相次いで、世界経済はマイナス成長へ向かい、株価暴落が続いている。すでにリーマンショック時を超える状況が指摘されており、景気対策に60兆円に達する予算が組まれ、莫大な現金給付が検討されているようである。

 東京オリンピックが1年延期されたり、デマやフェイクニュースが蔓延ったり、マスクなどの物不足、雇用悪化や賃金凍結、景況感の急速な悪化など、世界恐慌を思わせる経済状況の悪化が起こった年であるが、果たして、今後はどのような進展になるのだろうか。



                                   <NOBUAKI>