<令和と昭和>

令和と昭和


 新元号が令和に決まった。平成が大規模地震、大規模テロ、原発事故など、異変、不幸、災害が連鎖し、国家存亡の危機まで招いた混迷の時代だったせいだろうか。令和とは、昭和への逆戻りを期待して付けられた新元号であるように思われる。

 平成から昭和へ戻したかったのだろう。昭和と改元するわけにはいかないので、半分だけ同じ文字の令和にしたようである。官僚が元号を決めているのがわかるが、21世紀に入ってから続いている時間の逆戻り現象に合わせた改元だったようである。

 実際、1997年以前に起こった大事件と2007年以降に起こった大事件は時間軸を逆にして合わせると、不思議なほど酷似した事件が連続して起こっている。詳しくは過去に書いたブログを参照していただきたい。

 →タイムパラドックスとは何か

 現在は1980年代半ばのバブル時代と状況が似ているのだが、新元号を令和にする事で高度経済成長と好景気が続いた昭和への回帰を意図したものだろう。令和が和令を逆にしたものだとか。昭令(昭礼)を意味する洒落ではないかというのは、官僚のユーモアだと思う。令和と聞くと、冷(戦)と(平)和を縮めた略語のようにも聞こえる。

 もっとも、改元すれば今までに起こっていた異変が終わるとは言えない。過去に異変や災害が続いて、短期間に何度も改元を繰り返した歴史があるからである。改元とは政治的な気休めでしかないのである。

 果たして、令和への改元は今後の時代に何をもたらすのだろうか。



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