<地球近似惑星ケプラー452b発見>

地球近似惑星ケプラー452b発見


 地球から1400光年離れたケプラー452という恒星の周囲に、地球の1.6倍、質量が5倍ぐらいの惑星がハビタブルゾーン内に発見されたようだ。地球と同じ岩石質惑星である可能性は50%ぐらいだという。

 →地球に「最も似ている」太陽系外惑星を発見

 →ケプラー452b

 系外惑星の観測方法にもよるが、一般に大きな惑星が先に発見される傾向があるだけに、地球の1.6倍で質量が5倍の惑星がハビタブルゾーン内で発見されたからと言って、地球と全く同じだと判断出来るわけではない。化学成分も同定されておらず、岩石質惑星で無ければ、ガスや氷で出来た海王星のような惑星の可能性もある。

 ケプラー452というG型恒星は、小さな惑星しか無い為に地球サイズの惑星発見が早かっただけで、それ以外の理由は無いだろうと思われる。逆に言えば、巨大ガス惑星がほとんど無い可能性が高いわけで、太陽系とは大きく違った惑星系になるだろう。

 最大惑星が地球の1.6倍だとしたら、地球大の惑星が5個ぐらいある惑星系の一つかもしれない。こういう惑星系はいくつか発見されていて、ハビタブルゾーン内に地球ぐらいの惑星も発見されているので珍しいものではない。

 もっとも、地球ぐらいの大きさの惑星がハビタブルゾーン内にあるからと言って、地球と同じ環境だと断言出来るわけではないようだ。大気圏が無かったり、自転が止まっている場合もあり、金星のように高温の惑星である可能性もある。木星のような巨大ガス惑星が無い為に、彗星の衝突が頻繁で、高等生命の進化に適さないとも考えられる。

 理由はわからないが、太陽系のように岩石質惑星と巨大ガス惑星がハビタブルゾーンの内側と外側に隣接する形で存在している惑星系は発見されていない。こういう惑星系が発見されるまでは、地球外の生命や文明の可能性を論じるのは早計かもしれない。



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