<マインドコントロールとは何か>

マインドコントロールとは何か


 オウム事件で有名になったマインドコントロールだが、実際には、オウム事件以前にカルト宗教や情報機関によって殺人事件や犯罪事件で何度も使われて来た洗脳技術である。イスラエル秘密捜査事件で使用された暗示強化薬(奴隷薬)を使用したマインドコントロールに関して事件の被害者の証言を元に詳しい話を書いてみようと思う。

 イスラエル秘密捜査事件という名称はマスコミが付けたもので、米国情報機関による犯罪事件をイスラエルの情報機関に責任転嫁する為に付けられたものであるが、今後も、この名称を使って解説をおこなう事にする。この事件の概要に関しては以前に書いたものを参照して欲しい。

 →イスラエル秘密捜査事件の真相
 →イスラエル秘密捜査事件の真相(2)

 イスラエル秘密捜査事件で使用された暗示強化薬、もしくは奴隷薬と呼ばれている洗脳目的で開発された薬物の効果だが、実際にマインドコントロールをおこなっていた米国情報機関のリーダーが部下に話していた説明を覚えていた被害者がいるので、その証言を元に解説する。

 奴隷薬を注射されると被験者は放心状態に陥る。この状態で暗示効果のある命令を与えて置くと、その命令を潜在意識下で信じ込んで実行するように出来るが、この薬物の効果は、それだけではない。

 奴隷薬の効果は大きく分けると、次のようなものである。

1.マインドコントロールで与えられた命令を意識しない状態で信じ込んで実行する。もしくは、テレビや新聞などのマスコミを通じて伝えられる命令を無意識のうちに実行する。逆に、特定の問題に関して、何度聞いても警戒感を持たず、意識出来ないようにすることも出来る。テレビCMや新聞記事などにサブリミナルを仕掛けて、マスコミを利用した被害者の遠隔操作が可能である。

2.マインドコントロールによって、誇大妄想、露出症、躁状態、鬱状態などの精神病の症状を表面的に現れない状態で擬似的に引き起こす事が出来るが、マインドコントロールが解けると症状は完治する。

3.マインドコントロールによって、判断力や記憶力などの知能や集中力を落としたり、理解していても思い出せない状態を作り出す事が出来る。マインドコントロールを解かないようにする為のものである。他に、テレビ番組の印象操作、比喩表現、演出などを見破れずに、感情的に信じ込むなど、判断力の幼稚化、裏読みの欠落など、宣伝に騙されやすくしたり、依存症にすることが出来る。

4.マインドコントロールは性格を変える事は出来ないが、行動を制限したり、極端に視野の狭い考え方を持たせるなど、判断力や行動力に影響を与えることが出来る。無意識に自虐行為を繰り返させて自殺願望させる事も出来れば、殺人事件などのテロ行為に走らせる事も可能である。

5.マインドコントロールによって、顔の表情を変えさせたり、異様な癖を植え付ける事が出来る。性行動では、実際にはおこなわないものの、異常な行為を願望させる事が出来る。

6.マインドコントロールは精神疾患や心理状態の脳への植え付けだけではなく、脳卒中などの病的症状を作り出す事も出来る。マインドコントロールが解けた後で脳卒中の症状を起こして倒れ、昏睡状態が続いた被害者も存在する。

7.マインドコントロールが解けた後、数日間が過ぎると、マインドコントロールをかけられた記憶を半永久的に思い出せなくする事が出来るが、被害者が忘れずに覚えていた失敗例もある。

8.マインドコントロールにかけられている被験者を人差し指で指差す動作を見せるだけで、笑いが止まらない躁状態にしたり、深い催眠状態に陥れたり、性欲を喚起するなど、精神状態や本能をコントロール出来る。

9.被害者の記憶や意識を過去の赤ん坊や子供の頃に戻し、大人の知能や知識を持たない無能力者にすることが出来る。殺したり、凌辱する時に被害者を騙して抵抗出来なくする為のものである。

10.眼で見えている物でも、すぐに忘れて意識出来ない状態に出来る。たとえば、通学路の近くに大きな池がいくつも見えているのに、池の存在を意識出来ない状態にしたり、記憶出来ない状態に出来る。人から教えられても、すぐに忘れて意識出来なくなる。洗脳が解けると、外界を正常に意識し、記憶出来るようになる。

 他に、性転換させたり、性的不能に出来ると話していたようだが、手術以外の方法では不可能であり、確認報告も無く、デマだと考えられる。犯人グループの中にはマインドコントロールに性転換効果があると信じ込んでいた者もいたようである。

 奴隷薬を使用したマインドコントロールで出来る事を全て書くと、恐怖心を持つ人が多いだろうが、たとえば、若い女性に奴隷薬を注射し、マインドコントロールをかけて、映画に出演する為だと信じ込ませて全裸にしたり、演技するように命令して実行させるのも可能である。写真を撮っているのを事件の被害者が目撃した事例があるからである。

 ただし、身体に痛みを覚えたり、泣いたりすると、マインドコントロールが一時的に解けて正気に戻る事があり、途中でマインドコントロールが解けて騒ぎ出し、近所の人達に気づかれて、犯行グループが逃走した事件も起こっているが、逆に被害者を殺害した例もある。

 奴隷薬を使用したマインドコントロールは長期的に高度な利用が可能だが、途中でマインドコントロールが解ける事がある問題を含んでいる。また、長期間マインドコントロールにかけられていた被害者の脳の一部は曲がっているので、証拠が残らないわけではない。

 国内に奴隷薬を使用したマインドコントロールをかけられている被害者がどれだけ多く存在するのかはわかっていないが、被害者が自分の判断でマインドコントロールを解くのは難しいのが現実である。政府やマスコミが米国に遠慮して奴隷薬やマインドコントロールに関して報道をおこなわず、事件そのものを認めず、揉み消しに腐心しているのが実態でもある。



                                   <NOBUAKI>