<ロシアのウラル地方で隕石爆発か>

ロシアのウラル地方で隕石爆発か


 小惑星2012DA14の地球最接近が影響したのだろうが、ロシアのウラル地方チェリャビンスク州で隕石が爆発して被害が出ている。

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 →小惑星:16日、地球に最接近

 →2013年チェリャビンスク州の隕石落下
 →チェリャビンスク隕石
 →小惑星2012 DA14
 →ISON彗星

 16日に直径46m、質量13万トンの小惑星2012DA14が地球に最接近するので、小惑星周辺に浮かんでいる隕石が地球に落下したのだろうが、ロシアのウラル地方で隕石が爆発して住宅などに被害が出ているようだ。500人超の負傷者が出ているともいう。隕石が明るく輝いて、周囲の風景が昼間のように明るくなるのは壮観だが、危険でもあるようだ。

 小惑星は重力が小さいので、岩石や塵が緩やかに集まっているに過ぎない為、周辺に岩石や塵が浮遊していたり、衛星が公転している例が珍しくない。ウラル地方に落下した隕石は、小惑星周辺に存在した岩石か、衛星ではないだろうか。

 最接近時は地球まで27700km(静止衛星軌道:36000km)と予測されており、放送衛星や気象観測衛星の公転軌道の内側を通過する計算になる。

 今年は小惑星2012 DA14の大接近だけでなく、アイソン彗星(直径3km)の接近など、小惑星や彗星の接近が多いようである。

 <追記>

 ロシアのウラル地方で爆発して1200人近い負傷者を出した隕石は直径10~20m(推定17m)の大きさで質量は1万トン、落下速度はマッハ50、爆発規模は核爆弾に換算して500キロトンに相当するという。高度5000mぐらいで爆発したものだったが、小惑星2012DA14とは軌道が異なる為、因果関係は無かったようである。大きな破片が発見されていないので、主成分が氷の塊である彗星の落下だった可能性がある。

 その後の調査で隕石の軌道が確定した結果、ロシアのウラル地方に落下して爆発した隕石は近日点は金星軌道を横切り、遠日点では火星軌道の遥かに外側の軌道を通るアポロ天体と呼ばれる小惑星だったようだ。米国アラスカ州上空で大気圏に突入し、ロシアのウラル地方チェリャビンスク州に落下したと考えられている。

 →地球近傍小惑星

 隕石落下とは無関係だった小惑星2012DA14は16日に無事地球から28000km離れた軌道を通過したようだ。

 →小惑星、無事に通過 最接近の「2012 DA14」
 →ロシア隕石落下:「小惑星と無縁」NASAが発表
 →小惑星:無事通過 衛星より内側、地球に最接近


 ロシアのウラル地方チェリャビンスク州に落下した隕石は詳しい調査の結果、太陽の至近距離を通過して地球に衝突した可能性が指摘されている。なお、太陽の至近距離を通過する天体は、彗星などを除いて、小惑星では確認されていない。

 →ロシアに落下した隕石、太陽の至近距離を通過か



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