<2013年に起こる出来事を予測する>

2013年に起こる出来事を予測する


 2011年の予測で、2012年7月7日と9月18日の同じ日付に2年連続する巨大地震の可能性を指摘したが、実際には起こらなかったようである。

 →2012年に起こる出来事を予測する

 しかし、2010~2012年まで、正確に4月11日に連続して3回もM7を超える巨大地震が世界各地で続く現象が起こっているので、物理現象が止まったわけではないようだ。湾岸戦争以降、同じ日付の巨大地震が2年連続して甚大な犠牲者が出た後では、クリントン、ブッシュ、オバマ米国大統領の任期も2期連続して延びている。この世界では何が起こっているのだろうか。2013年は何が起こるのだろうか。

 同じ日付に2年連続して巨大地震が発生し、2度目の巨大地震の犠牲者が異常に多い時には、その2年後に深刻な金融危機が起こる可能性が大きいようだ。米国ノースリッジ地震、阪神大震災後のアジア通貨危機、イラン地震、スマトラ沖地震、台湾地震後には世界金融危機が起こっているが、チリ地震(M6.9)、東日本大震災と続いた2年後の2013年にも深刻な金融危機が起こるのだろうか。懸念されている世界恐慌にまで発展する事態になるのだろうか。

 2008~2012年まで起こった自然現象や社会現象などの大事件を調べてみると、まるで時間の逆行が起こったような印象を受ける。1997~1993年に対応するように逆順に大事件が起こっていると考えると一致する点が多いのである。時間の逆行が真実だとしたら、2013年はちょうど1992年のバブル崩壊と一致する。

 年末の衆院選挙で自民連立政権が誕生したが、その後に待っているのは、200兆円の金融投資効果によるバブル経済の再燃だろうか。それとも、アジア通貨危機を超える破滅的な金融危機を克服する為のばら撒き財政で終わるのだろうか。

 2011年は福島第一原発事故が起こっているが、原発事故の2年後と言えば、米国スリーマイル島原発事故から2年目の1981年のレーガン政権、チェルノブイリ原発事故から2年目の1988年のゴルバチョフ政権など、政治・経済改革を基軸に抜本的な改革を目指す改革派が権力を握る例が多く、その改革の原動力となるのが、情報技術の急速な進歩だったのは歴史的事実なのだが、福島第一原発事故から2年目になる2013年の日本は、果たして、情報技術の進歩を背景に抜本的な政治・経済改革路線を歩む改革派政権が誕生するのだろうか。

 2013年という年が金融危機と経済改革という2つの命題が重なった年になるというのが、嵐の前の静けさのような微妙な印象を受けるのだが、グローバル経済に傾いた米国、急進改革路線に突っ走った旧ソ連のどちらも経済路線の大転換をおこなっている。日本が今後、行き詰った経済路線の大転換をおこない、現在の危機を乗り越えられるのだろうか。

 おそらく、警戒感を持つ人が多いのではないかと思う。米国もソ連も改革は成功に結び付かず、大きな失敗を経験した後のバブル経済で経済改革に成功したのが真実であるだけに、日本が同じ道を歩めば、今までに築き上げたものを全て失った後に、弱肉強食のバブル経済による経済再建という事態にならないだろうか。

 米国やソ連は変革期を乗り越えるだけの若くて有能な人材に恵まれていたが、高齢化が進む日本では人材が枯渇しているのではないかという懸念もある。改革を求めているのはインターネットであり、政府やマスメディアは改革に抵抗しているのが実情でもある。

 2013年が最悪の経済状況に陥り、世界恐慌の中で八方手詰まりの経済改革に直面したら、果たして政府内に解決能力がある人材がいるのだろうか。過去の経緯を考えると、何もしないで国が潰れて行くのを見守る事しか出来ない無能な政治家と官僚しかいないのではないかという不安が過ぎるように思う。

 どういう改革にせよ、まずは規制緩和と減税が最優先でおこなわれるのは予測出来る。しかし、考えてみると、1990年代のITバブル時代に、これらの改革は終了していなければならなかった問題ではないだろうか。現在の閉塞的な時代を作り上げたのは、都合が悪い改革に手をつけようとしなかった当時の政府に責任があるが、今から改革を始めるには時期的に遅過ぎるのではないかと思う。

 1980年代を振り返って見ると、米国は貿易赤字の解消に無理難題を日本に押し付けていた(ジャパンバッシング)し、ソ連と東欧ではペレストロイカが動脈硬化の官僚達と改革を求める一般市民で解釈に大きな開きがあって行き詰まり、闇雲に急進改革路線に突っ走っていたように思う。

 当時から現在に至る日本の経済成長率のグラフを見ると、17年周期で停滞と大幅な落ち込みが続く状況が続いており、今後も、この傾向が続くのであれば、未来に期待出来ないのは言うまでもない。

 →日本経済成長率推移グラフ

 今の日本は経済成長率がマイナスになり、貿易赤字が拡大を始めており、官僚主義の弊害が国を行き詰らせていて、米国とソ連の両方の改革を同時におこなわなければならないようである。

 それに対して、東日本大震災が起こる日付を1年前に予測出来るほど正確な周期で物理現象が続いているにも関わらず、真実を隠蔽して甚大な犠牲者を出し、破滅的な福島第一原発事故まで起こして置きながら、国の命運を決めている物理現象を隠して認めようとしない政府やマスコミが、同じく隠蔽されている真実が多い官僚体質を是正した抜本改革など出来るのだろうか。

 先を読んで言うと、改革を達成出来る人材は過去に粛清されているのではないかと思われる。大変な時代が始まろうとしているのかもしれない。

 まるで、それを象徴するかのように、2013~2014年にかけて、1.58光年彼方のオールトの雲から飛来したと考えられているアイソン彗星が地球に接近するようだ。

 →新彗星「アイソン」、満月より明るい?
 →ISON彗星
 →オールトの雲

 アイソン彗星は「サン・グレーザー」と呼ばれる太陽の極めて近くを通過する直径が約3キロもある大彗星で、2013年11月28日には、太陽から約190万kmまで接近し、熱と重力で核の氷や岩石が分解されて明るさが最大となり、地球からは満月よりも明るく見えるかもしれないと予想されている。果たして大事件が起こる凶兆だろうか。それとも何事も起こらずに終わるのだろうか。

 懸念されている思わぬ伏兵としては、M8を超える巨大地震、群発する火山噴火などが考えられるようである。東日本大震災と福島第一原発事故で明らかになったように、予測出来ない大事件ばかりが続くと言うよりは、予測されていても放置し、何もしないで被害を拡大していると言うのが正しいだろう。

 最後に、私事になるが、今年は良い年であって欲しいと思う。



                                   <NOBUAKI>