<キュリオシティが火星で川床地形跡を発見>

キュリオシティが火星で川床地形跡を発見


 火星探査車キュリオシティにより、火星上に河川による扇状地が存在すると考えられる川床地形跡が発見されたようだ。

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 →マーズ・サイエンス・ラボラトリー
 →火星

 火星上に流水による侵食で運ばれた砂礫層が発見され、川床跡のようである。丸くなった小石が存在するので、河川地形の跡であるのは間違いないようだ。川幅は610mあり、河川の長さは18kmに及ぶ扇状地だという。河川は数千年から数百万年に渡って流れていたと考えられるようだ。

 地球では砂漠の真ん中でも河川の跡があれば、現在も地下水が流れている例が多いが、火星の河川跡の地下深くにも地下水が流れているのだろうか。

 地球の扇状地は富栄養化した土壌があって、微生物が大量に繁殖しているのが常識だが、火星の扇状地は生命が存在するのだろうか。

 扇状地に地下水が無いのであれば、水圧を失って地盤沈下が起こり、窪んだ地形が見られるはずだが、果たして現在も地下水が残っているのだろうか。

 河川が流れていたのが事実であれば、広大な海が存在し、降雨もあったのは間違いないだろう。大昔の火星環境は地球環境に近いものだったのかもしれない。

 しかし、火星の地下に現在も生命が存在しているのであれば、年間に大量の生命起源ガスが大気中に放出されているはずで、それが発見されていない以上は、生命の存在は断定出来ないだろう。生命起源ガスが大量に放出されているのであれば、火星の大気成分が単純な二酸化炭素のはずがなく、多種多様の炭化水素が発見されるはずで、メタンは見つかっているが、生命起源ガスが大量に放出されている様子は無いようである。

 火星に地球のような生命が存在すれば、かなり強い臭い物質が発見されるはずで、それが見つからない以上は生命の存在は期待薄かもしれない。



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