<尖閣問題と中国反日暴動>

尖閣問題と中国反日暴動


 尖閣諸島の帰属問題を巡って、日中間の対立が先鋭化し、中国国内で激しい反日暴動へと発展し、多くの日本企業が被害を受けたようだ。反日暴動は収拾したが、尖閣諸島周辺での対立は中国軍から戦争の可能性を示唆する発言まで飛び出している。













 →中国指導部、異例の日本批判 尖閣、不退転の覚悟?
 →尖閣周辺に中国公船14隻 漁船団は確認できず
 →海保、中国監視船取り囲む 尖閣周辺でつばぜり合い
 →中国監視船、尖閣沖領海に侵入 海保、巡視船50隻投入

 →尖閣諸島問題

 海底資源を巡る対立が島々の領有権を巡る争いに繋がっていると言えば、それまでだろうが、領有権を巡る解釈が日中間で微妙な尖閣諸島を国有化した日本に対して、中国側の実力行使とも呼べる激しい抗議行動が展開され、多くの日本企業に物的損害が及び、尖閣諸島は巡視船が互いに睨み合う緊張の海に変わったようだ。

 日本側の上陸を許さないという姿勢が中国側でエスカレートしているようで、中国軍からは自衛隊が上陸すれば戦争行為も考えられるという不穏な発言も出ており、日本が尖閣諸島を正式に国有化するのは難しい情勢になっている。

 おそらく、尖閣諸島近海には中国軍の潜水艦が様子を窺っているのだろうが、中国の海洋監視船と漁業監視船が海上でデモンストレーションをおこなう中で、周辺海域には中国海軍の軍艦が航行するまでになり、日本の巡視船との間で緊張が高まっているようである。

 中国が軍事力を背景に実力行使で尖閣諸島に上陸し、島々を征圧するのであれば、日本は手も足も出ないのが実態だろう。もちろん、自衛隊との軍事衝突などは想定外の話である。米国が中国を相手に直接衝突する事態は第三次世界大戦に繋がるので、中国が軍事力を行使して尖閣諸島を奪い取った場合にも、米国が軍事行動に出る可能性は考えにくい。日本にとっては不利な状況下にあるようだ。

 結局、尖閣諸島の国有化を放棄するしか対策は無いようである。武力で領土を脅し取られるという構図が定着してしまうのに矛盾を感じざるを得ないが、領有権がはっきりしない無人島が多いだけに、国の責任が大きいのではないだろうか。

 尖閣諸島の領有権問題が、「教科書に書き込む島が増えるだけ。」の国境紛争に発展するのは願い下げである。



                                   <NOBUAKI>