<冥王星に第五衛星発見>

冥王星に第五衛星発見


 冥王星に直径10~25kmしかない5番目の衛星が見つかったようである。

 →5番目の衛星発見、冥王星系の複雑さ

 →冥王星

 冥王星には巨大衛星カロンという二重同期衛星があって、地球-月系に似ているが、他にも小さな衛星が数多く公転しており、全部で5個の衛星が発見されている。これ以外にも小天体が周囲に数多く存在しているようで、月以外に衛星が発見されていない地球とは大きく違うようである。

 ジャイアントインパクト説に従うと、地球、天王星、冥王星は巨大天体の衝突によって大型衛星が出来た事になるが、天王星と冥王星が自転軸が横倒しになっており、大型衛星の他に小衛星が数多く存在する点で類似しているのに対し、地球は自転軸が倒れておらず、月以外に衛星が発見されていないなど、ジャイアントインパクト説では説明出来ない点が数多くある。

 実際、大規模衝突が起こった天体ならば、軌道上に大小の破片が無数に散在するはずで、巨大衛星の他にも小衛星が多数存在していて良いはずである。地球に月以外に衛星が発見されず、大量の氷が月の地下に見つかるなど、ジャイアントインパクト説には疑問が出ているようだ。

 ジャイアントインパクトで衛星カロンが生成したとされる冥王星の周囲には、微小天体が数多く存在するようで、人工天体を除けば微小天体が存在しない地球とは大きく違っているようである。

 同じく巨大衛星が1個発見されている海王星には、順行と逆行の軌道を公転する小衛星が数多く見つかっている。地球に近い火星にも小衛星であるフォボスとダイモスが発見されている。ジャイアントインパクトで月が出来たという説には懐疑的にならざるを得ないようだ。

 →ジャイアント・インパクト説



                                   <NOBUAKI>