<時間は逆戻りするか(2)>

時間は逆戻りするか(2)


 以前に、2002年以降は時間が逆戻りしているように見える自然現象や社会現象が起こり続けている点に触れたが、今年は米自由化問題で揺れていた1993年と酷似した事件であるTPP問題が騒ぎになっている。時間は過去に向かって逆戻りしているのだろうか。

 →時間は逆戻りするか

 時間が逆戻りすると言っても、ビデオを逆回しにしているような現象が起こるわけではない。新しい出来事が起こりにくくなり、過去に起こった事件と酷似した事件が繰り返される頻度が高くなるだけである。世界金融危機、木星への小惑星衝突、民主党連立政権、東日本大震災、福島第一原発事故、リビア戦争、TPP問題など、1993~1997年に起こっていた米自由化問題、シューメーカー・レビ第9彗星の木星衝突、自社連立政権、阪神大震災、地下鉄サリン事件、アジア通貨危機などの大事件の連鎖と酷似した事件が時間を逆回しにしているように、ここ数年、順番に引き起こされて行くのを見ると、時間の逆戻りが起こっているのではないかという疑問が拭えない。

 時間の逆戻りを裏付ける証拠としては、巨大地震の日付が2年連続して一致し、2度目の巨大地震の犠牲者が桁違いに多いなど、過去の巨大地震との一致点が多くあって、否定しにくい状況にある。

 時間は逆戻りしているのだろうか。時間の逆行が実際に起こっているのであれば、TPP問題は議論する前から結論が出ている事になるだろう。米自由化問題が、結局は骨抜きにされて終わったように、TPPも骨抜きにされて終わるに違いない。2012~2013年は景気の回復が見込めず、金融危機が続くのもバブル崩壊直後の1992~1993年頃と同じに違いない。

 ある意味では先を見通しやすい時代なのかもしれないが、赤字国債が返済不可能な1000兆円を超え、消費税10%引き上げが決まるなど、アジア通貨危機の頃に橋本政権が消費税を5%に引き上げて消費不況を引き起こしたように、同じ失策を繰り返す結果になるのだろうか。



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