<なぜミューニュートリノは光速度を超えるのか>

なぜミューニュートリノは光速度を超えるのか


 ミュー(μ)ニュートリノが光速度よりも僅かに速いという観測結果が出ただけで、相対性理論が破綻しかねない騒ぎになるのは、アインシュタインが光速度不変の法則を前提に理論を構築しているからで、質量を持つレプトンの一種であるμニュートリノが光速度よりも速いとなると、相対性理論の大前提が崩れてしまい、相対性理論だけでなく、量子論や時間理論も大きな影響を受ける結果になる。

 →ニュートリノ
 →特殊相対性理論
 →相対性理論

 もし、質量を持つ素粒子が光速度と同じ速度に達したら、質量は無限大になるはずで、そんな素粒子が宇宙に存在するはずがないのだが、光速度よりも僅かに速いのが確認されたμニュートリノは理論上は負の質量を持つ素粒子であるはずで、質量がマイナスだから光速度を超えられるのだと考えるしかない。

 μニュートリノはπ中間子がμ中間子に崩壊する時に同時に発生するレプトンと呼ばれる素粒子だが、光速度よりも僅かに速いのが真実だとすれば、π中間子からμ中間子に崩壊する時点で負の質量が発生してμニュートリノの形で放出されているという話になる。

 このπ中間子からμ中間子への崩壊は宇宙線が高層大気圏に衝突する過程で頻繁に生じている現象であり、μニュートリノも日常的に発生していると考えられる。珍しくない現象であるだけに宇宙論や量子論に与える影響が大きく、光速度を僅かに超える速度をμニュートリノが持つのは、相対性理論では説明出来ない。

 μニュートリノは光速度に近いほど速度が遅いタキオン粒子と考える事も出来る。もし、μニュートリノがタキオン粒子の一種ならば、粒子加速器で起こっている現象の多くでタキオン粒子が介在しているかも知れず、負の質量を持つ素粒子の介在を考慮して理論を再構築しなければならないなど量子論に与える影響が大きい。

 負の質量を持つ素粒子が存在するのは、ルクソンの壁(光速度の壁)を鏡に例えて考えれば、光速度よりも遅いタージオンの世界と光速度よりも速いタキオンの世界が光速度を境に絶縁しているのではなく、μニュートリノという形で相互作用を及ぼしているのが証明された形になる。

 タージオンの世界では時間は一方通行で逆戻り出来ないが、タキオンの世界では時間は逆向きに進むのが可能である。タージオンの世界とタキオンの世界が相互作用しているのが真実ならば、タイムマシンや時間通信が可能という結論になり、タイムパラドックスも実在する事になる。

 μニュートリノが光速度を僅かに超える速度を持つのが真実ならば、宇宙規模では壮大な時間の逆行現象が起こっている領域があっても不思議ではないはずで、ビッグバン初期に起こっている現象も再構築される必要があるなど、宇宙論に与える影響も大きい。

 μニュートリノが光速度を超える発見は物理学全般に与える影響が大きいだけでなく、従来は不可能と考えられていた技術が実現可能になるかも知れず、原子力時代の幕開けと同じぐらい大きな意義がある発見だろうが、もし、これが時間の改変に繋がるのだとすれば、すでに過去に置いて、それは始まっていると考えて良いだろうと思う。



                                   <NOBUAKI>