<福島第一原発はメルトダウン状態か>

福島第一原発はメルトダウン状態か


 福島第一原発がメルトダウン状態にある証拠が数多く見つかっているが、東京電力は今なお認めようとしていない。圧力容器に穴が開き、冷却水は全く溜まっておらず、炉心は全露出状態であるにも関わらず、メルトダウンとは認めないようだ。











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 福島第一原発1号機は早期に炉心が溶融して溶け落ち、圧力容器の底に溜まって容器も溶かし、格納容器内に落下した後、溜まっている水が沸騰して格納容器が圧力に耐えられずに水蒸気爆発を起こしたメルトダウンだったと考えると説明しやすいのだが、東京電力はメルトダウンを認めようとはしておらず、断片的に情報を出しては最悪の事実を避けようとしているようだ。

 福島第一原発1号機と3号機の爆発がメルトダウンが原因だとすると、圧力容器は穴が開いていて役に立たない状態になっている可能性が高い。格納容器も爆発で破損している可能性がある。東京電力は炉心本体が溶けて圧力容器の底に溜まっていると説明しているが、圧力容器に水が溜まらないほどの穴が開いている原因を説明しようとはしない。水素爆発だったら、なぜ圧力容器の底に穴が開いたのだろうか。

 爆発で大量の放射能が漏れた事実を考えても、事故の早期からメルトダウンが起こっていた可能性が高いのだが、東京電力、政府、マスコミが情報を封じ込めているようである。最悪の結果を出すのを遅らせて、少しずつ情報を小出しにして来るのを見る限り、福島第一原発事故は当初言われた程度の事故ではなく、チェルノブイリ原発事故と同等のメルトダウンによる水蒸気爆発で原発建屋が吹き飛んだ最悪の原発事故だったのではないだろうか。

 メルトダウンだったら、格納容器内は圧力容器から漏れ出した炉心本体から放出される高濃度放射能汚染に晒されているはずであり、格納容器も放射能を封じ込められる状態ではないに違いない。福島第一原発が異常に高い放射能汚染に晒され、原子炉から海に高濃度放射能汚染水が流れ出している事実を考えても、メルトダウンの可能性は否定出来ないだろう。

 もし、福島第一原発1~4号機の全てがメルトダウン状態だとしたら、炉心は圧力容器内になく、格納容器内に落ち込んでいるはずで、格納容器に水を満たしても炉心から漏れ出す高濃度放射能に冷却水が汚染される問題は避けられないだろう。

 福島第一原発がメルトダウン状態ならば、今までのマスコミ報道は事実を隠蔽するものだったわけで、放射能汚染の深刻さはチェルノブイリ原発事故と同程度だという報道をおこなうべきだろうと思う。

 →炉心溶融(メルトダウン)



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