<高濃度放射能汚染隠しを考える>

高濃度放射能汚染隠しを考える


 放射能汚染の測定値が高過ぎると公開を中止し、下がって来ると公開するという理不尽な御都合主義をおこなうのは先進国の中では日本だけだろう。都合が悪い情報を隠し、都合が良い情報だけ報道するという行為は過去にも例があるが、強く印象に残っているのは1990年1月にイスラエル秘密捜査事件に関する国会審議の内容を都合が悪い部分を削除し、都合が良い部分だけに編集して放送する情報操作をおこない、事件の揉み消しを謀ったNHKの例である。

 →NHKが破局へ向かっている理由は何か

 現在、おこなわれている政府による放射能汚染隠しは1990年にNHKがやっていたのと同じ事実の隠蔽と情報操作そのものである。この手口は政府が都合が悪くなると使う常套手段であるようだ。

 1990年にNHKがおこなったイスラエル秘密捜査事件の隠蔽工作で被害者は訴追も出来ずに人生を葬り去られている。現在、高濃度の放射能汚染を隠す事で同じ謀略が繰り返されているのは明らかだろう。

 今後、福島第一原発事故が原因の放射能汚染で被爆した被害者が裁判を起こした時に、イスラエル秘密捜査事件の被害者と同様に具体的な証拠が無いのを理由に門前払いをおこなおうとしているのは明白である。

 放射能汚染に関しては出来るだけ情報を集めて置いた方が良いだろうと思う。政府が公表しようとしない場合でも、外国の研究機関の情報がインターネットで公開されているので収拾して置いた方が良いかもしれない。

 米国でスリーマイル島原発事故が起こった時にも、被曝を理由に裁判を起こした人達は全て門前払いを受けているという。日本でも同じ謀略を政府がおこなおうとして放射能汚染数値が高いものを隠しているとしか思えない。放射能汚染で被曝した一般市民は切り捨てにするつもりかもしれない。

 政府やマスコミは一度隠すと決めると国が滅びても出そうとしない。手遅れにならないうちに情報を収拾して置いた方が良いだろうと思う。

 →全国の放射能濃度一覧
 →全国の水道の放射能濃度
 →全国の雨の放射能濃度



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