<福島第一原発事故で崩壊した情報操作>

福島第一原発事故で崩壊した情報操作


 日本で大規模な原発事故が発生する可能性は以前から指摘されていたが、電力会社は否定し続けていた。原子炉の構造が違うとか、安全対策が万全だとか、様々な理由を挙げていたが、福島第一原発事故では、その全てが不安を払拭する為に作り出された情報操作に過ぎないものであったのが露呈した形である。

 1986年にチェルノブイリ原発事故が起こった当時、原子力関係者は「日本の原子炉は旧ソ連の原子炉とは構造が違うからチェルノブイリ原発事故のような結末にはならない。」と断言していたが、福島第一原発事故は原発建屋が爆発で吹き飛び、大量の放射能が環境中に漏れ出していて、チェルノブイリ原発事故と被害の様相が良く似ている。

 地震や津波による被害で停電が起こった場合の対処なども古くから議論されていたが、それも心配無いの一点張りだったし、多数の原発が連鎖事故を起こす確率は低いとも言っていたようだが、現在、起こっているのは心配されていた限りなく最悪に近い結末ではないだろうか。

 大量の放射能漏れを起こすような原発事故は起こらないという発言は真実を隠す為の情報操作に過ぎず、現実に大事故が起こって大量の放射能が漏れ、4基の原発が連鎖事故を起こし、放射能漏れを起こした原発を止められずに慌てふためいて外国に対策を頼み込んでいるのが事故を否定していた電力会社の実態だったのである。

 不思議に思うのは、重大な情報操作が発覚するのは同じ日付に巨大地震が連続した直後だという事だろうか。ロサンゼルス地震と阪神大震災が同じ日付だったが、1995年当時、発覚したのは耐震設計の偽装、カルト宗教の犯罪事件とマスコミとの関係だった。同じ事はイラン地震とスマトラ沖地震が同じ日付だった2004年当時もNHKなどのマスコミによる事実隠蔽と情報操作の発覚という形で起こっている。

 2009年と2010年にも1月4日と9月30日に同じ日付の巨大地震が2年連続しているのだが、2010年末に尖閣諸島沖漁船衝突事件のビデオ隠しが発覚し、ウィキリークスによる米国が隠蔽している機密情報の暴露報道などが騒ぎになっている。

 福島第一原発事故が起こったのも2010年3月11日に起こったチリ地震(M6.9)と同じ日付に起こった2011年3月11日の東日本大震災と同時である。原発事故の真実が明らかになったのは過去の事例から考えると偶然とは思えない。

 1991年の湾岸戦争以降、なぜ、こんな物理現象が続いているのかも政府とマスコミは隠し続けている。情報操作が暴かれても隠し続けて国民の信用を失う政府とマスコミの実態がわかる例だろう。

 同じ日付の巨大地震が2年連続した直後から、政府やマスコミによる大規模な情報操作が発覚する事件が起こる原因としては、過去と未来で因果律に矛盾が生じている可能性があるのだが、そうだとすると、今後も同じ日付の巨大地震が続くたびに情報操作が暴かれる事件が多発する可能性が高い。

 もし、そうならば、原発は航空機が衝突したり、ミサイルなどの攻撃を受けても耐えられるという話が嘘であるのも認めて置いた方が良いかもしれない。連続地震の後で原発テロが起こってからでは遅いからだ。

 他に、誰もが知っている情報操作がある。日本の防衛は大丈夫かという問題である。もし、再び巨大地震が2年連続して繰り返した時に、日本の防衛や軍事機密に関する情報操作が全て明らかになるような大事件が起こったらどうなるのだろうか。それが戦争だとしたら、情報操作を解かなければ危険であるのは言うまでもない。



                                   <NOBUAKI>