<予測出来た大災害>

予測出来た大災害


 2011年の予測を書いて僅か3ヶ月しか経たないのに、そのほとんどが3月中に現実のものとなり、少々驚いている。超巨大地震と大津波、多重原発事故、リビア戦争など、過去に起こっていた物理現象から予測可能だった事件が次々と連鎖的に発生している。金融危機も現実のものとなるのだろうか。

 →2011年に起こる出来事を予測する

 以前から続いている物理現象の影響が大きくなっているのはわかっていたが、今年の3月11日から連続して起こった超巨大地震、多重原発事故、また、3月20日のリビア戦争はどう説明すれば良いのだろうか。単なる偶然の一致で否定出来るものではないように思われる。金融危機に繋がる現象が連続して起こったと考えるしかない。

 テレビで公共広告機構を名乗るCMが異常に多くなり、民放が国営放送のような印象を受けるようになったのはなぜだろうか。東日本大震災の影響で企業広告が自粛で激減した結果、穴埋めに公共広告機構のCMが急増したようだが、赤字体質が露呈していたテレビ放送が地震被害で末期的症状に至った印象を受けるように思う。

 阪神大震災の頃もインターネットの普及が始まって放送界や出版界が影響を受け始めた時期であったが、東日本大震災の現在は、放送界も出版界も終焉を迎える時期に差し掛かっているように思える。

 実は、大災害とインターネットは深い関係にある。インターネットは情報量が多いので、災害時の情報交換に適しており、メールやブログなどを使って広域に情報を発信し、また、情報を集めるのも可能だからである。電話回線が不通でもインターネットは通信が可能であるので、災害時にも使えるメリットは多い。パソコンが動くだけの電力があれば情報交換が可能になるので、災害時でのインターネットの必要性は高まっていると言って良いだろう。

 テレビや新聞などのマスコミが同じ内容の繰り返しに終始しなければならないのに対して、インターネットは必要な情報を必要なだけ集めるのに適している。災害時にCMや娯楽番組が無くなったテレビ放送に対して、インターネットでは特定の情報が制約される危険はない。情報量が多いインターネットと情報の制約が多いマスコミとの違いがここにある。

 それにしても、マスコミの崩壊はすでに現実のものとなっているようだ。東日本大震災と福島第一原発事故の報道でNHKなどのテレビ局各社の視聴率は回復したようだが、同時に思うのはテレビの限界が鮮明になった事だろうか。

 テレビ放送に釘付けになっている時間は無いので、ニュース番組のほとんどはYouTubeに登録されているビデオ放送をまとめて見ていたが、比較的短時間に必要な情報だけを集めて見られるので便利である。それに対してテレビは見る必要が無い映像が垂れ流されている印象が強く、時間の無駄を感じる事が多かった。放射能汚染報道に見られるように、センセーショナルな報道と政治的な情報操作、印象操作が重なり合って、信用に値しない内容が多かったように思う。

 水道水の放射能汚染に便乗してペットボトルの飲料水が飛ぶように売れるなど、露骨な扇動ではないかと思われる事件も起こっており、相変わらずテレビ放送の宣伝効果の問題は無くなっていないようである。

 現在までに起こっている事件は過去の事件から予測出来たものが多い。超巨大地震や大津波、原発事故、中東での戦争も同じく、予測可能だった事件ばかりである。過去から起こり続けている物理現象を隠して誰も予測出来なかったでは納得出来ない問題だろう。

 今後、予測される金融危機が現実のものとなるかどうかはともかく、マスコミがこのまま事実の隠蔽を続けて行くのであれば、信用を失うのは時間の問題だと思う。

 最後に気がかりなのは、原発事故後は変革が起こる事だろうか。米国、ソ連と大規模な原発事故が起こった数年後には大きな変革が起こっている。日本でも起こるとすれば、今後の政局には注意が必要だろう。



                                   <NOBUAKI>