<NHK「貧者の兵器とロボット兵器」>

NHK「貧者の兵器とロボット兵器」


 残念ながら、番組は見逃してしまったが、インターネットの情報を集めて書いてみようと思う。ロボット兵器がどういうものなのかは以下のWikipediaを参照して欲しい。

 →軍事用ロボット

 この番組はイラクやアフガニスタンでの歩兵と遠隔制御ロボットとの戦争に関して特集したものだが、数年前から、インターネットで議論されていた問題を映像としてまとめたものと言った方が良いかもしれない。

 インターネットでは既知の事実になっている、CIA(米国中央情報局)がタリバンやアルカイダに軍事支援していた事も放送しているが、これはマスコミが隠し切れなくなって認めたものに過ぎないだろう。

 同じく、タリバンやアルカイダが自爆テロ要員に薬物を使った洗脳をおこなっている事実も放送しているが、CIAが古くから使っていた洗脳技術をタリバンやアルカイダに伝授したものに違いないのだが、正確ではなく、詳細な点を避けているようだ。薬物を使った洗脳に関心がある人は私が以前に書いたものを参考にしてもらいたい。

 →オバマ政権によって暴かれるCIAの犯罪
 →イスラエル秘密捜査事件の真相
 →イスラエル秘密捜査事件の真相(2)

 日本国内でも、ずっと以前から、CIAによって政治利用やテロリストを作り出す為に薬物を使った洗脳が繰り返された事件が起こっており、それをマスコミが情報操作によって事実隠蔽を続けているのが現状である。イラクやアフガニスタンだけの問題ではないのである。

 また、米国が隠している物理現象にも一切触れていないが、これも知って置いた方が良いだろう。以下を参照して欲しい。

 →米国は何を隠しているか

 さて、それでは本題に入るとしよう。「戦争とは数学である。」と言った方が良いような現実がある。数学教師だったナポレオンが皇帝になったのは有名だが、ナポレオンが軍人から皇帝になれたのは、大砲を目計算で撃っていた時代でさえ、数学と軍事が不可分だったからに他ならない。コンピュータは数学の集大成のような機械である。軍事とコンピュータが不可分なのも言うまでもない。

 映画で人間とロボット兵器が戦うシーンが出たら、人間がロボット兵器に勝つように演出される。しかし、現実問題として考えた場合、人間が銃火器でロボット兵器と戦うのは愚かな行為かもしれない。

 なぜならば、人間が銃火器でロボット兵器を倒しても、また、次のロボット兵器が生産されて送られて来るだけであり、問題の解決にならないからである。それに対して、ロボット兵器が人間を殺害した場合は、同じ人間を再生産するのは不可能であり、大きな違いがある。

 米国が投入しているロボット兵器はグローバルホークのように大型のものもあるが、人間よりも小さなロボット兵器もある。ロボット兵器は多種多様であり、今後は小型化が急速に進むだろうと考えられている。

 ロボット兵器に住む場所を破壊されたり、家族を殺された人達が激しく憤るのは、人間同士の戦争であれば殺害されても納得出来るが、相手がロボットでは怒りが収まらないからだろう。臆病者が卑怯な手口を使った戦争だという印象しか残らないに違いない。

 戦争は互いに死を選んで戦うものという宗教的美学が根底にあるからだろう。日本にも、過去には、そういう美学が通用した時代があったが、コンピュータを駆使した現代戦では通用しないのを多くの人が理解し始めている。

 空を飛ぶロボット兵器には大きなポリバケツぐらいの大きさの無人ヘリコプターなどもある。飛行しながら敵を探したり、落下して自爆する兵器ならば、小型のものが作り出せる時代である。戦争の価値観が大きく変わっているのは言うまでもない。

 こういうロボット兵器が実戦で使われるようになるのは20年前にわかっていたと言っても驚く人は少ないだろう。当時から遠隔制御の研究が進んでいて、コンピュータ技術が進歩すれば、ロボット兵器の小型化が実現するのもわかっていたのである。

 テログループへのロボット兵器による一方な攻撃は長く続かないだろうと思う。やがて、ロボット兵器を撃ち落す武器やロボット兵器と戦うロボット兵器が開発されるようになるだろう。そうなれば、戦局は変わるのかもしれないが、ロボット兵器が無くなる事はないに違いない。

 なお、ロボット兵器に関しては以前に書いたものがあるので参照していただきたい。

 →ロボット兵器に対する偏見と妄想

 最後に付け加えて置きたいのは、すでに半世紀も前から人間を洗脳してロボットとして使う暗示技術は完成されている事実である。政府やマスコミが隠しているだけであり、現実に戦争が始まったら、必ず、この技術を使って兵士を洗脳して戦わせようとするだろう。

 だが、ロボット兵器が実現していれば、兵士をロボットにする必然性は無くなる。ロボット兵器に反対したら、自分達がロボットになるように洗脳されて戦場へ送られると考えないように、マスコミによって真実が隠されているのを忘れてはならないように思う。私がロボット兵器に反対しないのは、真実を知っているからに他ならない。

 <追記>

 翌日に再放送で番組を見たが、ロボット兵器の種類が豊富になっていて驚かされた。300万人の雇用を生み出す軍事産業にまで発展しているという。

 CIAの人間が番組内に頻繁に出るので、番組の製作理由がわかったが、日本へのロボット兵器の売り込みを狙って作られた番組だろう。今後、ロボット兵器がマスコミを通して大々的に宣伝され、多くの議論を呼び起こすに違いないが、ロボット兵器は発展途上の兵器であり、今後は急速に技術的改良が進んで、小型化、高性能化が進展すると考えられる。

 もっとも、現在のロボット兵器はまだ原始的なものに過ぎず、攻撃力や戦闘能力はあまり高くない。日本市場を狙っているのだろうが、高価で役に立たない兵器を大量に抱えている状況の日本にとっては、防衛論争の火種になる兵器だろう。なお、ロボット兵器は操縦者の過労が問題化しているようだ。



                                   <NOBUAKI>