<グリーゼ581で地球に類似した惑星発見>

グリーゼ581で地球に類似した惑星発見


 赤色矮星だが、太陽系同様に多くの惑星が存在するグリーゼ581で環境が地球に似ている惑星(グリーゼ581g)が発見された。

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 →グリーゼ581

 赤色矮星であるグリーゼ581は小さな惑星系であるにも関わらず、惑星の数が多く、円軌道に近いなど、太陽系の惑星との類似点が多い系外惑星であり、地球と類似した環境と考えられる惑星(グリーゼ581g)が見つかったわけだが、それ以前にも地球に類似した惑星が多いので、注目されていた惑星系である。

 もっとも、赤色矮星の周囲の惑星系に岩石質の地球型惑星が存在したとしても、生命が存在出来る環境だと即断出来るわけではない。

 惑星は恒星に近いほど重力も強くなり、受ける潮汐力も大きくなる。この為、惑星の自転が止まり、片方の側だけを恒星に向けて公転する結果になり、大気圏が存在したとしても、自転している地球ではなく、自転していない金星に似た惑星になる可能性が高い。

 グリーゼ581の惑星系は赤色矮星との距離が近過ぎて自転していない惑星ばかりのはずで、生命圏が存在する可能性は絶望的だろう。惑星の数が6つもあるという、太陽系の8つに匹敵する惑星系だが、惑星系全体が小さ過ぎるのが難点のようだ。

 もっとも、赤色矮星ではなく、太陽ぐらいのG型星の周囲にある惑星系ならば、地球に似た惑星もあるはずだと考える人が多いだろうが、G型星の周囲にある惑星系でも恒星に近過ぎる距離にある惑星が多く、地球ぐらい離れた軌道上には木星に類似した巨大ガス惑星しか見つかっていない。惑星の軌道も円軌道ではなく、離心率が大きい楕円軌道が多いのである。

 地球に類似した惑星が見つからないというよりも、太陽系に類似した惑星系が見つからないと言った方が良いだろう。



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