<日本の経済成長が止まった原因は何か>

日本の経済成長が止まった原因は何か


 世界各国の経済成長率は金融危機の影響を受けながらも全般としては上昇傾向にあると言われる。ところが、日本だけはゼロ成長に近い低成長時代が続き、今後はマイナス成長時代に入りかねない雲行きになっている。

 →経済成長率の推移

 日本の経済成長率は段階を経て落ち込んでいる。まず、1974年の落ち込み、次に、1991年(湾岸戦争)の落ち込み、そして、2008年(世界金融危機)の落ち込みである。経済成長率が大きく落ち込んだ後で元の水準まで回復した例は一つもない。

 湾岸戦争後の20年間は平均成長率1%に達しないゼロ成長時代が続いている。世界金融危機以降はマイナス成長が続く時代に入るのだろうか。

 湾岸戦争後の20年間を振り返ると、経済成長率の回復に成功した政策は1つも無かったように思う。そういう意味では、現在の景気対策はマイナス成長が続く時代と景気回復に転じる時代との瀬戸際に立っているのだろう。

 よほど抜本的な改革でもおこなわない限り、経済成長率が元の水準を超える可能性は少ないように思われる。このまま経済成長率を維持したとしても1%未満のゼロ成長時代が続くのに過ぎない。

 日本の経済成長が止まった原因の多くは国債の債務残高が他の先進国に比べて異常に大きい点だろう。これが膨れ上がっている現状では、成長率が落ち続けるのは無理もないかもしれない。

 ただ、ちょっと考えて欲しいのは、1974年の落ち込みから1991年の落ち込みまでは17年間である。1991年の落ち込みから2008年の落ち込みまでも17年間である。2008年から17年後と言えば、2025年だが、それまでの17年間に渡ってマイナス成長が続くのだろうか。2025年以降は、さらに大きく経済成長率が落ち込むのだろうか。

 それとも、改革が成功して景気回復に転じるのだろうか。17年間は誰が決めているのだろうか。

 <追記>

 以前にも書いたが、1959年(7A7)、1975年(7B7)、1991年(7C7)、2007年(7D7)という具合に、16進数で左右対称になる年が16年間隔であるのだが、1959年前後には何も起こっていないが、1975年(7B7)になった頃に平均経済成長率が大きく落ち込んでいる。(9.1%→4.2%)

 同様に、1991年(7C7)頃にも、さらに平均経済成長率が大きく落ち込み(4.2%→0.8%)、2007年(7D7)頃にはマイナス成長にまで落ち込んでいる。16進数で左右対称な年に合わせて何かがおこなわれているのだろうか。

 もし、そうならば、2023年(7E7)や2039年(7F7)頃にも経済成長率の落ち込みが始まるはずだが、そうだとすれば、今後の経済成長は全く期待出来ないだろう。

 1959年から1975年までの間に経済成長率を変える何かがおこなわれたに違いない。それが16年間隔で強化されていった結果、現在の大きな経済成長率の落ち込みに繋がっているのではないだろうか。

 それが何であるかが解明されない限り、今後の景気浮揚と経済成長は期待出来ないだろうと思う。



                                   <NOBUAKI>