<消えた77便の機体がテレビ放送されたのはなぜか>

消えた77便の機体がテレビ放送されたのはなぜか


 ニューヨークで同時多発テロが起こった直後に米国防総省ビルに突っ込んだアメリカン航空機77便(ボーイング757型機)の機首部分の鮮明な映像が当時のNHKニュースで放送されたのを今でも良く覚えている。国防総省近くのガソリンスタンドから撮影したとされる映像は、その後、真偽が二転三転し、特撮だったとか、合成写真だったとか、CGだという説まで飛び出して、結局、真相はうやむやになってしまっている。この映像の真偽はどうだったのだろうか。

 国防総省ビルの直前に迫る巨大なボーイング757型機の機首部分が右手から現れて左手へ直進し、その後方は炎に包まれ、主翼は見えなくなっている。歴史的な同時多発テロ事件のアメリカン航空77便による突入映像であった。

 しかし、この映像は一度だけ放送された後は、二度と放送されていない。FBIが回収したとされ、偽造された映像だったのか、本物の映像だったのかも定かではない。ただ、音声が無く、スローモーションで水平に動いて行くボーイング757型機の姿だけが強く脳裏に焼きついている。

 あの事件から8年が過ぎたが、今なお、国防総省で本当は何が起こったのかは謎のままになっている。アメリカン航空機77便が国防総省ビルに突っ込んで大火災になり、多くの遺体が回収されたという報道がされたが、国防総省ビルに機体の直径とほぼ同じぐらいの穴が開いて建物が倒壊したものの、機体の大部分の破損した部品は行方不明であり、主翼が衝突して大破したはずの痕跡も建物に残っていない。謎が謎を呼ぶ事件に終わっている。

 日本国内で起こった空港での墜落事故の写真や映像を見ると、ほとんど全てに機体や主翼が燃えた焦げ後が滑走路上に残っているが、米国防総省の写真や映像には建物の前にある駐車場に焼け焦げた機体や主翼の跡が残っているものが一枚も見つからないのである。

 その結果、事件そのものが捏造だという主張が始まり、突っ込んだのは機首部分だけで機体の大部分は消失したというミステリーじみた話まで作られている。国防総省に突入したのはボーイング757型機ではなく、小型の航空機の機体だったという説もある。結局、真相は闇に葬られたまま、事件は終わっているのである。

 飛行機が消えて遺体だけ残るはずがない。小さな穴に巨大な旅客機を押し込めるはずもない。人の背丈よりも大きなボーイング757型機の巨大なエンジンが見つかっていないなど、謎が深まるばかりである。

 もし、米国防総省が世界貿易センタービルと同様に超高層ビルであったら、最上階よりも少し下の階にボーイング757型機が突入したと考えれば説明出来るのだが、5階建てのビルが衝突直前に超高層ビルに変貌するなどという現実離れした出来事が起こるだろうか。

 米国防総省ビルが外から見ると5階建ての建物に見えるだけで、本当は超高層ビルとして建設されたものだとしたら、地下に隠れて見えていない階層にボーイング757型機の機体の大部分が突っ込み、機体の垂直尾翼だけが1階部分を直撃して大破し、燃えたのだと考えれば、確かに事件の事実関係をうまく説明出来るのである。

 もっとも、国防総省ビル前の駐車場に穴一つ開けずに、そんな事が現実問題として出来るのだろうか。国防総省ビル全体が事件前に上昇を始めて、5階建ての建物が超高層ビルに変貌した後でボーイング757型機が突入したのでない限り、ありえない事件である。また、航空機が突っ込んで大破した国防総省ビルを何事もなく元の状態に戻す事など出来るだろうか。そんな漫画じみた話が現実に起こり得るだろうか。

 国防総省ビルへのアメリカン航空機77便の突入事件は全てが情報操作を目的に作られたものと考えるのが、最も正しいように思う。SF映画じみたテロ事件を作り出し、テレビを見ている世界中の視聴者に信じ込ませる為に仕掛け人が動いただけだろう。同時多発テロ謀略説が生まれるのも無理もないように思う。

 ところで、信じる必要はないが、仮にアメリカン航空機77便(ボーイング757型機)が国防総省ビルに突っ込んで1階部分だけが爆風で壊れ、突入した機体の主翼やエンジンを含めた全てが国防総省ビルの地階で発見されたのだとしてみよう。

 これが現実に起こったのだとしたら、ボーイング757型機は国防総省ビルの厚い外壁と駐車場の路面を素通りし、内部に潜って爆発炎上したという事になる。この科学的に辻褄が合わない真相を国防総省がそのまま公開出来るだろうか。それとも、真相を隠し、誰もが信じるように、もっともらしい嘘を並べてごまかそうとするだろうか。同時多発テロの真実は意外と、説明がつかない問題が誰も信じないように隠されている部分にあるのかもしれない。

 最後に付け加えて置くが、当時の録画したテレビ報道のビデオを全て再生してみたのだが、同時多発テロが起こった当日、米国防総省ビルに突入したアメリカン航空機77便を目撃した人達は「旅客機は一直線に流れ下るように落ちて来て衝突した。」と証言している。

 これはボーイング757型機が急角度で国防総省ビルに突っ込んで爆発したのを意味しているし、最も不自然な点がない証言なのだが、後になってから、超低空飛行で真横から突っ込んだという、現場状況との不一致な点が多い内容に証言が全て覆されているのである。

 「旅客機は一直線に流れ下るように落ちて来て国防総省ビルに衝突した。」という証言が真実で、ボーイング757型機が国防総省ビルに突っ込んだ場所が主翼が衝突した跡がなく、巨大なジェットエンジンの残骸もなく、直撃を受けた狭い箇所だけが崩れていて、それ以外の場所はほとんど無傷だったという状況を見る限り、多くの人が懐疑的になるのは当然だろう。

 米国防総省が同時多発テロ事件の真相を隠しているのは間違いないだろうと思う。アメリカン航空機77便が国防総省ビルに突入した瞬間に何が起こったかが謎を解く鍵なのだろう。



                                   <NOBUAKI>