<エールフランス機はどこへ消えたか>

エールフランス機はどこへ消えたか


 エールフランスのエアバス機が乱気流に巻き込まれ、速度を落とした後で行方不明になっている。墜落する光跡を見たという報告例も入っているが、機体の残骸は一つも見つかっていない。エールフランス機はどこへ消えたのだろうか。

 →エールフランス機の墜落原因、決め手欠き憶測飛び交う

 エールフランスのエアバスA300型機は事故が多い機体である。(以下参照)

 →TAM航空3054便オーバーラン事故
 →アルマビア航空967便墜落事故
 →エールフランス296便事故
 →ジェットブルー航空292便緊急着陸事故
 →USエアウェイズ1549便不時着水事故

 今度の行方不明事件も事故である可能性が高い。しかし、空中爆発であれば、機体の破片が散乱するはずであるし、墜落して海面に激突したのであれば、やはり、破片が飛び散って海上に浮いているはずである。何も見つからないのはおかしい。

 もし、何一つ破片を残さずに機体が消滅する現象を起こすのだとしたら、常識を捨てて考えなければならないだろう。考えられる答えの一つは、エアバス機が上空で失速して急降下し、そのまま降下速度が超音速に達して機体が燃え上がり、空中分解を起こして、海面に激突する前に破片が全て燃え尽きたという仮説である。

 エアバス機の機体は超音速で飛行するようには設計されていないが、機体を鉛直下降させるような無理な急降下をおこなうと、比較的容易に超音速に達すると言われている。エアバス機の機体は超音速飛行の熱や応力に耐えるようには設計されていないので、降下途中で空中分解を起こして燃え尽きるだろう。

 スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故を思い出してみればわかるが、耐熱素材で出来ていないエアバス機が超音速で急降下すれば、機体が空中分解した後、海面に達する前に破片は燃え尽きるだろうと考えられる。

 乱気流に巻き込まれた時に、機体が破損して穴が開き、機内の減圧が始まったので慌てて無理な急降下をおこない、そのまま機体が超音速に達して空中分解したのだろうと思う。

 もっとも、エアバス機ではないが、事故に限らず、爆弾テロやミサイルによる撃墜事件などで海上に落下した航空機でも、破片や遺体は発見されている。空中分解を起こして全てが燃え尽きるほどの超音速までエアバス機が加速を続けられるほど旅客機のエンジンが耐えられるのかはわからない。エアバス機だけが、こういう事故を起こしやすい機体特性を持っているのかもしれない。

 これと同じ事故はボーイング747型機でも過去にも起こっていたように思うが、人為的過失として、原因不明のまま捜査が打ち切られている。今度のエアバス機の事故も同じなのだろうか。

 →中華航空006便急降下事故



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