<古代文明と日本>

古代文明と日本


 古代文明と言うと、眉唾な伝説を持ち出すエセ宗教やペテン師が多いが、マスメディアが作り出したデマではなく、実際に起こるのに原因がわからない現象がある。ところが、本当に起こる物理現象の場合にはマスメディアは放送したがらない。それはエジプトやメソポタミア、中国、インドなどの四大文明にあるのでもなければ、魔の三角海域にあるのでもない。実は日本の古代遺跡が眠る地域にある大都市の上で起こるのである。

 その現象は江戸時代までは広く知られていたもので、多くの人が使っていたという。「術」と呼ばれていたが、催眠術ではない。西洋人は魔法と勘違いしていたそうである。その「術」を使うと、人を治療が難しい病気にしたり、殺したり出来ると言われている。

 この「術」が人間の力で起こるのであれば、その原因は病原菌か、ウイルスということになるのだろうが、不思議なことに、「術」は日本国内の限られた地域でしか使えないのである。もちろん、外国では全く使えなくなる。

 「術」の原因が人ではなく、「術」が使える地域にある何かであるのは明らかだが、「術」が使える地域は何千年という歴史を持つ古い遺跡が多くある場所なのである。

 「術」は明治時代に入り、科学が信じられるようになって否定されるようになったが、「術」が使える人は依然として残っていると言われる。「術」と言っても、映画に出て来る魔法のように劇的な効果が眼で見える形で現れるものではなく、「術」をかけても、ほとんど認識されず、何日も過ぎてから発病したり、死亡したりするものなので、因果関係の説明が難しく、科学的な検証が出来ないという理由で現在は否定されている。

 実は私も子供の頃に「術」をかけられた経験がある。少し気分が悪くなっただけで、発病することは無かったが、何とも言いようがない不愉快な気分になったのを覚えている。「術」には独特な臭いがあることも、その時に知ったが、鼻を突くような不快な臭いである。

 「術」をかけた人物は私に殺意を持ってかけたようだったが、数日後に私が病気にならなかったのを見て驚いていたようである。

 「術」の原因が何かだが、残念ながら私にはわからない。ただ、私に「術」をかけた人間は何も持っていなかったし、素手を私に向けて手を軽く開いて見せただけである。最初はからかわれたのだと思っていたが、気分が悪くなって、少し驚いたものである。

 今から考えると、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教が、この「術」を科学技術で実現しようとしてサリンを撒いたのは間違いないと思うが、本末転倒な悪行である。

 「術」が使えるのは、ほとんどが男性で女性は僅かであるというのも変だし、「術」が使えるからと言って、特殊な能力を持つ人でもなければ、宇宙人などでもない。江戸時代に日本人の過半数が「術」を使えると日記に書いた外国人もいると言われる。

 この「術」は起源を辿ると、「オロチ」と呼ばれる人が戦いで使っていたという神話が残っているが、どの程度の効果があったのかは伝わっていない。

 「術」の話は、このくらいにするが、「術」の原因が何であれ、調べようがないというのが結論らしい。「術」に関しては昔の人も書いているが、現在は「術」に関する部分は削除されている場合が多いという。



                                   <NOBUAKI>