<2008年に起こる出来事を予測する>

2008年に起こる出来事を予測する


 去年の予測が当たっているものが多かったので、今年も予測を立ててみようと思う。去年は殺人事件や自殺事件が異常に多く、偽装事件や不祥事事件も数え切れないほど多かった年だったが、今年、2008年にはどんな事件が起こるのだろうか。

 去年、初夢と題して「2007年に起こる出来事を予測する」を書いてみたが、結構、当たっている予測が多かったようである。今年も無難な予測をおこなってみようと思う。

 まず、政局であるが、これはおおよその検討がつくと言って良いだろう。衆院選挙になれば、ほぼ間違いなく民主党主導の連立政権が誕生するだろうことは多くの人が予測を立てているし、これは今年中に実現すると考えて良いだろうと思う。

 去年もパキスタンなどでテロが多かったが、今年もテロが多いのではないかと考えている。テロと簡単に言うが、実際は、政府要人暗殺のような小規模な事件から、国家転覆を謀る大事件まで全てがテロと呼ばれているのが実情である。ニューヨークでの同時多発テロは米国国家転覆を目的にした戦略的な破壊攻撃だったと言って良いだろう。

 パキスタンでのブッド元首相暗殺事件を見てもわかるように、イスラムの反米強硬派による親米派へのテロ攻撃はエスカレートして来ており、そういう意味では、今年は世界情勢に大きく影響するようなテロが起こっても不思議ではないだろうと思う。

 「文明の衝突」という本がベストセラーになったことがあるが、現在の状況はまさに西欧文明とイスラム文明との衝突であり、アルカイダに代表されるテログループが活動を活発化させたのも湾岸戦争後、西欧文明の中東への干渉が大きくなったことによる文明の衝突が原因だと考えられる。

 そういう意味では日本も例外ではなく、現在の社会情勢の混乱の原因はグローバル経済の導入による日本型社会の崩壊が根底にあり、政策を変えて問題解決を図らなければ日本でもテロが活発化する危険があると思われる。

 次に、災害について考えてみると、やはり、巨大地震の発生を含めて、地震は今年も多いだろうと思う。ある本によると地震の発生数は例年と変わっていないのだそうだが、実感としては大きな被害や犠牲者が出る巨大地震が多くなったように感じる。

 数百年間も動いていなかった断層が動いている為に、地震対策が脆弱な都市計画の弱点を突く形で被害を大きくしているようである。原発も地震被害を受けており、手抜き工事が原因だったと言われている。同じような例は日本中にあるだろうから、今後も地震被害が続くと考えて良いだろう。

 去年は隠されていた事実の発覚が相次いだ年でもあった。今年もまた、情報社会の進展によって、この傾向が拡大していくと考えられる。社会の歪が正常化に向かうという点では良い傾向だろうと思われる。少なくとも、何でも隠すのが当たり前であるという認識が、政治に置いても、社会に置いても、深く定着している事実を忘れないようにしたい。

 格差社会の悪化が原因で精神的に病んでいる人の割合が大きくなっているそうである。未来に希望が持てない社会政策上の欠陥が原因と言って良いのだが、猟奇殺人や異常な事件が増えている原因となっている。この傾向は去年と同じく、今年も続くだろうと思う。

 今年は経済状況が悪化に向かうと予測されている。自殺事件や殺人事件も去年と同様に多いだろう。ただ、政策の変化によっては、この傾向を変えることは可能であり、政府次第であることを付け加えて置こうと思う。

 最後になるが、最近はテレビ番組がつまらなく感じている人が多いのではないかと思う。理由として考えられるのは、インターネットの普及でテレビなどのマスメディアが衰退を始めていることだろう。

 その反面で携帯電話の技術革新が急速に進み、今では、電話・テレビ・インターネット・デジカメ・音楽・ゲームなど、ほとんどの機能が携帯一台に集積されている。ワンセグ携帯がテレビに変わる市場になっていると言っても良いだろうと思う。携帯は出版界まで変えて来ており、この傾向は今年も拡大を続けて行くと考えられる。

 最後に、私事になるが、今年は良い年であって欲しいと思う。



                                   <NOBUAKI>