<小沢党首留任>

小沢党首留任


 辞任という報道が流れてから、1週間が過ぎないうちに小沢党首の留任が決まった。辞任した安部総理の二の舞を恐れた判断だろうか。わかりにくいという酷評が多い政界だが、マスコミが十分な情報を流していないのが原因だろう。

 小沢党首が辞任か、留任かでもめたのは、党の方針が優先されて当人の考えとは別の政治路線が進んでいる現実に対する苛立ちだろうと思う。

 冷戦崩壊後に総理の首がたびたび変わった頃を思い出させる動きである。おそらく、誰が指導権を握るかを争っているのだろうが、誰が総理になってもおかしくない時代背景は今も同じである。

 離党騒ぎで人材が枯渇した自民党は福田総理以降の指導者も枯渇している。民主党は人材は豊富だが、誰が指導権を握るかでもめている状況である。マスコミが流す情報は政界の実情を十分に反映しているようには見えない。

 情報不足が原因で政界の動きが良くわからない状況になっているようだが、今は誰が指導権を握るかではなくて、社会の現状を打開する能力がある指導者が必要とされているのではないだろうか。

 それにしても、政界が混乱している時には、第三の勢力がテロやクーデターを起こす危険がつきまとう。気をつけないといけないだろう。



                                   <NOBUAKI>