<巨大地震の予兆地震>

巨大地震の予兆地震


 三重県で震度5の地震が発生したが、震度5の地震が起こってから4~5年ほど地震らしい地震が起こらない地域というのは、気をつけないといけないようである。新潟県中越地震が起こる4~5年前にも震度5ぐらいの地震が新潟で起こったことがあるし、阪神大震災の4~5年前にも同じくらいの規模の地震が神戸で起こっていた可能性がある。予兆地震と呼ばれるもので、巨大地震が起こる前に発生する前兆地震である。

 三重県で起こったM5.3の地震は、中南海地震が起こると予測されている地域のすぐ近くであった為に、起爆装置のスイッチが押されたような印象を受けた。

 もちろん、ここで巨大地震が起こると確定したわけではないし、科学的根拠を示すデータも無いのだが、良く起こっている巨大地震の癖と言うべきものである。

 おそらく、長くても10年以内、早ければ4~5年でこの地域一帯でM7~M8.4規模の巨大地震が起こる可能性があるかもしれない。少なくとも、地震が起こらないとは言えなくなっていることは事実だろう。

 中南海地震まで、数十年というような長い時間は残されていないことを意味するのだろうと思うが、ここにばかり注目していても地震は起こらないのである。

 この地点を中心とした円を描くと、その周辺地域でM7クラスの巨大地震が毎年のように頻発する可能性が大きくなったと捉えるのが適切だと思われる。M7クラスの巨大地震が何度も何度も繰り返された後で、中南海地震のような規模が桁違いに大きな巨大地震が発生することがわかっているからである。

 すでに、阪神大震災から数えて、新潟県中越地震、能登半島地震と続き、阪神・中越地域では3回もM7クラスの巨大地震が発生している。これから、発生頻度を増してM7クラスの巨大地震が何度もこの地域一帯を襲う可能性があるようだ。注意が必要だろう。

 中南海地震が起こる前に、その10分の1のエネルギーが他の地震で解放されるとしたら、この地域周辺で、後5~6回はM7クラスの巨大地震が起こるはずだし、実際は、これよりもずっと多いかもしれない。

 本当に中南海地震が起こる予兆地震だったとしたら、これから先は巨大地震の連鎖が続くわけで、地震を心配するよりも地震に慣れるしかないだろうと思う。



                                   <NOBUAKI>