<2007年に起こる出来事を予測する>

2007年に起こる出来事を予測する


 今日は初夢と称して、今年(2007年)に日本や世界で起こると予測されることを考えてみようと思う。どこまで現実に起こるかは何とも言えないが、ここ十数年内に起こった出来事を基準にして予測してみようと思う。

 まず、安部政権の寿命だが、一般に言われているように今年の7月までには退陣に至る可能性が高いと思われる。理由は言うまでもなく、世論の支持率が急速に低下しており、それを復興させるだけの腹芸の才能があるようにも見えないからである。

 安部政権が早々に法案化した改正教育基本法は教育の崩壊をさらに早める結果を招き、学校に行かない不登校児が大幅に増えることになるだろうと思う。また、愛国心の押し付けを極端に嫌う子供が増えて、逆効果になる可能性が高い。学校の空洞化がより深刻になって、法案の見直しがおこなわれることになるだろうが、これは政権崩壊後になるだろうと思う。

 防衛省問題は、省に格上げされた防衛省幹部が政治に口を挟みたがる傾向が強まり、結局は政治家から煙たがられるようになって、再び、防衛庁に戻そうという動きが始まるだろうと思う。これも安部政権崩壊後になるだろうが、省から庁への格下げの方が国会での乱闘が激しいだろうと思われる。

 政治の空洞化と経済の低迷、格差の助長などの問題は、年内解決はもちろん出来ないだろうが、安部政権以降の次期政権は、何としてでもやらなければならなくなるだろう。理由は、国民の鬱積が爆発寸前だからで、ニートのような若年失業者はもちろん、リストラで失業した熟年失業者を含めて、雇用問題が非常に大きな社会問題になっており、この解決が急務となるのは間違いない。

 今年中に、雇用問題が原因の大きな事件がいくつか起こるのではないかと考えているが、それ以上に、政治不信の増大がかなり激しくなるのではないだろうか。政治不信を問う以前にも、世の中に適応出来ない者たちが急増していて、それが大きな事件の原因となるのではないかと思うのである。

 実際、現在の社会は、不適応者を増やすような行為ばかりが奨励されていて、このまま行けば、社会に無理に適応しようとすると病気になったり、事故を起こす者が急増する結果になるだろう。社会全体が病んで来ているからである。

 経済は今年も長期低迷傾向で変わりはないだろうと思う。消費を極端に伸ばすような製品需要はごく僅かであり、住宅ブームなどの根本的な内需拡大に繋がるような政策がおこなわれる可能性はないだろうと思う。むしろ、消費税増税によって内需が縮小する結果になる公算が大きいだろう。

 官公庁・企業・NHKなどのモラル低下問題は裾野を広げて行くだけで抜本的な解決は出来ないままで終わるだろうと思う。国民の質を上げる為には、潔癖な指導者が必要とされるものだが、そういう人が政治家に少ないことが理由である。

 例年の傾向から見て、巨大地震は今年も世界のどこかで数回起こるだろうと思う。また、温暖化が進んでいるので、予想以上の大型台風の発生が起こる可能性も高い。この被害が経済に与える影響が深刻化するかもしれない。

 テロやクーデターも今年は内外で多いのではないかと思う。携帯電話爆弾のような手作りの遠隔制御兵器が使われないのが不思議なくらいである。高度な情報戦を使うテログループが現れないのも不可解である。イラクではフセイン大統領が死刑になったことに対する報復を狙った政府要人暗殺事件が多くなるのではないかと思う。

 世の中が弛んでいる時には必ず大きな事件が起こるものであり、今年は世界中を震撼させるような大事件が最低一つは起こりそうな予感がする。

 富士山噴火の予言が流行ったことが過去にあったが、火山学者でも予測が難しいそうである。根拠は無いが、火山性地震が今年前半に頻発すれば、年内に規模が小さな噴火が起こりそうな予感がする。富士山で山体崩壊が起こる可能性があると書くと驚く人が多いかもしれないが、ストロンボリ型火山では珍しいことではない。噴火の規模よりも、山体崩壊が原因の墳堆流被害の方が深刻であり、もし、起これば、静岡県は甚大な被害を受けるだろう。富士山大噴火ではなく、小噴火による山体崩壊の可能性を指摘して置きたい。これは富士山に良く似たセントヘレンズ火山の山体崩壊の映像が記憶に焼きついていることからの推測であり、富士山の噴火が予測よりも遥かに遅れていることからの推測でもあるが、確率的には小さいだろうと思う。

 というわけで、今年一年の予測をしてみた。かなり起こりにくい予測もあるが、だいたい起こりそうなものとしては、このくらいだろうと思う。個人的には今年は良い年でありたい。



                                   <NOBUAKI>