<なぜ、ペンタゴンは狙われたのだろうか>

なぜ、ペンタゴンは狙われたのだろうか


 米国国防総省(ペンタゴン)に関しては、不思議な噂が数多くある。私も子供時代にラジオ番組で、ペンタゴンで起こった奇妙な事件について書かれた本の朗読を聞いたことがある。今回は、同時多発テロでペンタゴンが攻撃を受けた事実と繋がりそうな過去の事件について考えてみようと思う。

 あれは、40年近く前の話になるが、私が子供の頃にラジオ番組で米国で起こったミステリー事件について書かれた本の特集番組をやっていたことがある。その中に、ペンタゴンで起こったとされるミステリー事件がいくつか放送されていたが、その中に、同時多発テロを予感させるようなものがいくつかあったのを覚えている。

 それは、確か、ペンタゴンで火災事故があって、その修理に来た技術者が体験した話だったと思う。その技術者はペンタゴンの火災事故の改修工事の為に派遣されて来たのだが、実際に見たのは、火災事故ではなくて、掘り返された地面の中から発見された巨大な黒焦げの機械の部品だった。

 その部品は航空機の機体の一部に似ていて、彼自身も現場で金属の部品を拾っているのだが、それが何であるか良くわからなかったという。ただ、その部品を会社に戻って調べてもらうと、現在の航空機の部品とは化学成分が異なる金属部品であることがわかり、最新型の軍用機の部品ではないかということになったようだ。しかし、なぜ、そんな物が地下に埋まっていたのか不思議であったし、部品の形状は軍用機のものではなく、民間機のものに似ていたという。

 なぜ、航空機の機体がペンタゴンの地下に埋まっていたのかという謎だけが残ったわけだが、これは取り上げられることもなく、うやむやになってしまったという。

 こういう話をすると、同時多発テロでペンタゴンに衝突した77便の機体が行方不明になっている事実と結び付けて、タイムトラベルなどの飛躍した発想に結び付ける人がいると思うが、これは、そういう風に考えてはいけないのである。

 昔のラジオ番組のアナウンサーも、この点についてかなり突っ込んだ話をしていたが、こういう話を聞いたら、謀略の可能性を疑うべきなのである。つまり、現実ではありえないような話を作って、噂を流し、それを信じた人を操ろうという作戦を軍は考えるものなのだということである。

 この古いミステリー話も軍やCIAが作った謀略作戦だったと考えるのが正しいのだろうと思う。ただ、ペンタゴンの地下から、なぜ、まだ就航してもいない最新型の民間機の機体が発見される話を作らなければならなかったのだろうか。

 この作り話は、実は別の事件を隠す為に作られたと考えないと説明出来ないように思う。つまり、このミステリー事件が起こってから40年後の未来に、本当にペンタゴンに航空機が突っ込むという話を信じさせる為に必要だったからというものである。

 そして、それは、衝突した物体が航空機だというのが嘘であることを隠す為に仕組まれたものではないかという疑いが出て来る。また、当然ながら、航空機の衝突が軍によって仕組まれた事件だったことも意味する。

 しかし、これでは、本当にタイムトラベルが起こっても全て否定されてしまうことになるが、これもあらかじめ計算されていることを忘れてはいけない。つまり、タイムトラベルが起こらなくても、軍が困らないということである。なぜならば、軍はそれを補う技術をすでに40年前に持っていたと考えられるからである。

 こういう話をすると、40年も前に同時多発テロを計画して、それを実行に移すなんて絶対に不可能だと考える人が多いと思う。未来予測が外れて、失敗する可能性は十分に考えられるからである。

 確かに、全てがでっち上げならば失敗する可能性があるだろう。しかし、それならば、こう考えてはどうだろうか。

 誰でも最初は初心者である。絵を描く時には、人が書いた絵の真似をすることがあるだろう。同じように、軍が作戦を立てる時も先任者の真似をするはずである。あらかじめ、そうなることがわかっていれば、それを元にして修正を加えながら作戦を進めて成功する作戦を立案することが出来るからである。

 40年も先に起こる事件を計画するということは、当然、それと類似した事件が起こることをあらかじめ知っていなければ出来ることではない。類似した事件が起こることを知っていれば、それを大規模にした事件を起こすなどの演出が可能だからである。小さなテロが起こって失敗することがわかっていれば、失敗の原因を全て調べて、解決策を検討し、それを大きなテロが起こるように演出して成功させることは可能である。

 米国で起こった同時多発テロがなぜ、あれほど劇的に成功したかを考えてみればわかる。未来にアルカイダによって航空機を使ったテロが起こることがあらかじめわかっていて、それはほぼ全てが失敗に終わるのだとしてみよう。そこで、失敗する原因となるものを全て排除するようにアルカイダに情報を与え、指導し、軍やCIAが事件の発生を許すように協力した人物がいたとすれば、テロが成功した原因がわかるはずである。

 もちろん、一人の人間の力でこんなことが出来るはずがないから、組織的な犯行だろうが、この組織が未来を知る為の高度な技術を持っていることは否定出来ないだろう。

 そして、この組織が動いて過去を変えた結果、時間遷移(タイムトランスレーション)が発生して、同じ日に2回も巨大地震が起こったり、元号で左右対称の日付になるような、通常では起こりえない地震が起こったと考えることが出来るわけである。

 では、この組織は何なのだろうか。タイムトラベラー(時間旅行者)なのだろうか。いや、そうではない。もし、タイムトラベラーが直接過去を変えたら、改変のエネルギーが大き過ぎて、地球が弾け飛んでしまうような大異変が起こる危険が高いし、そもそも人間を過去に送るような桁違いに大きなエネルギーを必要とする時間旅行は不可能である。

 それならば、どうやって未来のことを知ったのかと言えば、1つだけ可能性があるのである。それは、時間通信の受信技術だけが成功したと考えれば良いのである。しかも、今から50年ほど前の昔にである。

 なぜ、受信技術だけなのかと言えば、送信には、やはり桁違いに大きなエネルギーが必要であり、当時の技術でも、現在の技術でも、それは不可能だからである。しかし、受信だけならば、可能性が十分にある。未来から過去に情報が送られていることがわかっていれば、それを受信する技術開発をおこなうことは必ずしも不可能ではないからである。

 もし、受信装置が完成していて、その情報を元にして過去を変えているのだとすれば、失敗するはずのテロを成功させたり、無理な戦争を戦う理由が説明出来る。全て、未来がわかっているから、それを補正することを目的におこなっていると考えれば良いのである。

 そして、改変に成功すると、その揺れ戻しとして、時間遷移(タイムトランスレーション)が起こって、地震の日付が揃うなどの奇妙な現象が続発し、失敗すると物理的な反動が起こらなくなったり、小さくなったりするわけである。

 この組織が軍と一体であり、全ての事件が軍の技術と資金でおこなわれているのだとすれば、湾岸戦争や同時多発テロの真相が見えて来る。

 時間通信の受信には、タキオン粒子の観測が必要だが、これは、過去も現在も全て失敗に終わっている。第6の力を観測出来れば、時間に関して詳しくわかると言われているが、これも失敗続きである。

 おそらく、軍が隠している物理理論の中に時間通信に関する論文があって、それに基づいて開発した受信装置を使っておこなっていると考えられるが、これに関しては、ある程度まで予測出来る。

 まず、テレビ電波などの電磁波や光を使った通信技術ではない。理由は、テレビ電波の受信に成功していれば、米国が敗北した戦争の多くは勝利していたはずだからである。従って、現在多く使われている電線を使った通信技術しかありえない。

 当然、それはインターネットの実現によってしか、もたらされないものであり、インターネットが未来で実現することを知って、そのデジタル情報の解読をおこなって情報を手に入れた可能性が高いが、未来から過去に向かって電気が流れるのかと言えば、実は、そうではないかと考えられている素粒子がある。

 それは反粒子であり、反陽子や反中性子、陽電子などは未来から過去に向かって時間軸を動いている粒子が見えているのだという解釈が成り立つ。

 この中で電線を流れる電子の中に陽電子が含まれていて、陽電子が持つ情報を電子と同じ方法で受信する技術があれば、未来から過去に送られている情報を得ることは必ずしも不可能ではないことになる。

 この仮説が正しいという保障はどこにもない。陽電子ではなく、別の素粒子かもしれないし、全く知られていない物理理論があるのかもしれない。

 ともかく、時間通信の受信技術が仮に存在しているのだと考えれば、それを極秘にするのは当然のことだろう。多くの国が一斉に時間の改変をおこなえば、時間遷移(タイムトランスレーション)が際限も無く拡大して、地球は滅亡するからである。

 もっとも、米国自身も時間を変え過ぎている。すでに大きな時間遷移が何度も起こっていて、このまま改変を続ければ、何が起こるかわからないことになるだろう。

 これが真実であるか、とんでもない勘違いであるかは、誰も実証出来ないだろう。だが、未来に起こることを知っていなければ、出来ないことを米国がやり過ぎていることは知って置くべきだと思う。



                                   <NOBUAKI>