イスラエル秘密捜査事件の真相

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS <ハーメルンの笛吹き男と国家の衰亡>

<<   作成日時 : 2008/04/05 02:33   >>

トラックバック 0 / コメント 0

ハーメルンの笛吹き男と国家の衰亡


 ハーメルンの笛吹き男と言えば、ドイツのグリム兄弟がまとめた有名な民話だが、今で言うならば、子供の集団失踪事件である。しかし、この事件については詳しいことがわかっておらず、謎が多い。世界的に有名なお話であるにも関わらず、詳細な点が不明なのである。これは子供の失踪が政治的な意味合いを持っていた為に当時の権力者によって隠蔽された可能性が高い。ハーメルンの笛吹き男の正体は何だったのだろうか。

 ハーメルンの笛吹き男は、最初はネズミが出て来るわけではなく、何者かが子供を大勢誘拐して失踪した事件を記録したものだったようである。その人物についても、最初に描かれていたステンドグラスの絵が破壊されて作り直されているなど、政治絡みの事件だったと受け取れる部分がある。

 では、なぜ、子供が大勢誘拐される事件が歴史的に語り継がれるほどの大事件として記憶され、しかも、その詳細については曖昧にされて隠されなければならないのだろうか。

 子供の誘拐事件や集団失踪事件は実は世界中で起こっていることである。売春や強制労働、反政府ゲリラの兵士など、奴隷として使う為に子供が誘拐される事件は今も昔も続いており、国際的な問題になっているのである。

 中世ヨーロッパでも同じことが日頃から起こっていたはずであり、ハーメルンの街だけが特別治安が悪かったわけではないだろう。それにも関わらず、この事件が重要視され、語り継がれたのは、当時の権力者達と民衆との間の政治的な意味合いが強かった為だろうと思われる。

 ハーメルンの笛吹き男が実在したわけではなくて、当時、子供の数が極端に減るような政策がおこなわれ、民衆が政治に不満を持っていたのを代弁する民話だったのではないかと受け取れるのである。

 今で言うならば、貧困者が増えて、出生率が低下し、子供の数が減り続けて、少子高齢化が進み、国の衰亡を不安視する人達が増えて、権力者を非難する意味で作られたお話だったのではないかと考えられるわけである。だから、ハーメルンの笛吹き男(国家の最高権力者)の正体は曖昧にされ、悪魔と呼びながら、明らかになることが無いわけである。

 子供の数が減る政策をおこなった政府は、ほとんど例外なく革命やクーデターで倒されているのが実情である。フランス革命の前にも貧困者が増え、出生率が低下しており、革命後の政策変更で出生率が上昇する現象が起こっていると言われるし、ロシア革命や中国革命も同じである。日本でも明治維新以降は、富国強兵政策の下で出生率が上昇しているのである。

 ハーメルンの笛吹き男の話は、実は、国家主義や膨張主義に繋がる政策の変更を意図して作られたものだったと言っても良いわけで、「このままの政策を続ければ、子供がいなくなって高齢者や障害者ばかりの国になり、国家が滅亡する。」という危機感を煽るのが目的だと言って良いだろう。

 歴史は繰り返すと言うが、現在も状況は同じであり、笛吹き男に騙された人達が不満をぶつける場所を探している状況である。ハーメルンの笛吹き男というグリム童話のお話が、日本では笛吹き男を美化したり、善人にしたがる傾向が強いのは、こうした政治的背景を知っている者が情報操作をおこなっている為だと考えて良いだろう。

 子供が減る国は必ず内乱になるという警告が、このお話に込められていることを忘れてはならない。

 もっとも、このお話には、もう一つの謎がある。後世になって書き足された部分だが、笛吹き男が街の人達とネズミ退治の約束をし、約束通りにネズミを退治したにも関わらず、その報酬を街の人達が払おうとしなかったという部分である。

 その報復の為に、笛吹き男は子供たちを連れ去ったことになっているのだが、これと良く似た事件が実は20年ほど前の日本で起こっているのである。詳しいことは私が以前書いた「イスラエル秘密捜査事件の真相」を読めばわかるだろうが、権力者が国民との約束を守らなかった結果、子供がいなくなって国が滅びかけ、それを発端として革命やクーデターで権力者が追い落とされるという歴史は、この事件に限らず、どこの国でも共通してあるのかもしれない。



                                   <NOBUAKI>

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク