<政治と呪いのスーパーマン>
<<
作成日時 : 2007/08/21 16:55
>>
トラックバック 0 / コメント 0
政治と呪いのスーパーマン
ハリウッドと言えば、モナコ王妃になった女優もいれば、大統領の愛人と噂された女優もいる。政治と映画は米国では不可分のものである。フロンティア精神の代名詞であるスーパーマンも例外ではない。ロナルド・レーガン元大統領が死亡した同じ年にスーパーマンを演じたクリストファー・リーブが死亡するなど、スーパーマンの呪いと呼ばれる俳優達の悲劇はあまりにも政治的である。
レーガン元大統領が辞職した後から、ハリウッドではおかしな事件が増え始めている。まず、当時のブッシュ大統領が就任早々にイラク軍のクウェート侵攻が始まり、湾岸戦争が始まっているのだが、この時期からスーパーマンに限らず、スターウォーズなどの超大作映画に出演した俳優や原作者に悲劇が起こったり、不思議な現象に苦しめられているのである。
だが、騒がれたのは映画「スーパーマン」に関係した人達ばかりで、それ以外の映画では異常な事件が起こっても大きな騒ぎにはなっていない。これが政治的だと思う所以である。
たとえば、「2001年宇宙の旅」という映画をご存知の人は多いだろう。あの原作者であるアーサー・C・クラークもまた、スーパーマンの呪いが騒がれていた時期にポリオの後遺症が悪化して歩行困難になったり、スマトラ津波で別荘を流されたり、友人や知人を失っているのだが、この事はほとんど騒がれていない。
同じく、「スターウォーズ」という映画も知らない人はいないだろうと思う。この映画を監督したジョージ・ルーカスもまた、映画で登場するロボットの名前が湾岸戦争、同時多発テロ、巨大地震が起こる年や日付と一致したり、映画「スターウォーズ」の初回公開年である1977年からちょうど17年目の17日にノースリッジ地震が起こったり、26年目の26日にイラン地震が起こるなど、奇妙な一致が連続して、それを否定するのに苦労している。しかし、これもスーパーマンほどは騒がれていない。→(スターウォーズの正体[2])
他の映画でも異常な出来事が起こっているのだが、どういうわけか、スーパーマンだけが呪いにかかっていると騒がれて、出演俳優に不幸が起こると大騒ぎになっているのである。これも政治的だと思う理由である。
実は、日本でも米国でスーパーマンの呪いが騒がれていた時期に有名俳優の死亡が相次いでいるのだが、これも大きな騒ぎにはなっていないのである。スーパーマンだけが騒がれ、それ以外は、すぐに沈静化している。これも極めて政治的である。
スーパーマンの呪いではなくて、ハリウッドの呪いだと言う人もいるくらいであり、それというのも、単にレーガン元大統領という大物政治家が病気になった年や死亡した年と一致する時期に不幸に遭ったというだけの話である。
一連の異常な事件が起こっているのは1991年、1995年、2004年に集中している。そして、この年は、湾岸戦争や阪神大震災、スマトラ津波などの大事件が起こった年と同じなのである。呪いが現実にあるのではなく、何らかの物理現象が原因で起こっている事件の連続を見て騒いでいると考えるのが適切だと思うが、それを米国政府が隠しているようで、スーパーマンの呪いは、極めて政治的なものだと思えるのである。
不思議な出来事は探せばいくらでも見つかるものである。湾岸戦争後の日本がバブル崩壊、平成の米騒動、阪神大震災、長期不況という相次ぐ災難が時期的に続いたのも、考えてみれば不思議な話である。
こういう異常な事件が起こる原因を方程式を解いて科学的な原因究明をするのであれば聞くに値するだろうが、不幸が起こるたびに呪いだと騒ぐだけでは、原因の解明にはならないだろう。
スーパーマンの呪いと呼ばれている一連の事件は、政治的な意味合いがあるものが多いように思う。その証拠に、何人犠牲が出てもスーパーマンという映画が作り続けられるのが、それを証明している。他の映画は打ち切りになっても、スーパーマンは捨てられない。政治がそれを許さないからだろう。
<NOBUAKI>
|